【 iittala 】140周年アアルトベース 色の違いと個体差【コッパー/ダークグレイ】

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イッタラ140周年 特別なアアルトベース

イッタラの140周年を記念して限定生産された特別なアアルトベースを買いました。

【copper】はスコープさんで、【dark grey】はスウェーデンのサイトから個人輸入。

イッタラ公式のニュースレターで販売を知ったときからずっと気になっていたアアルトベースです。
色の展開はコッパー、モスグリーン、クリア、ダークグレーの4色。

コロナ禍のいま、実店舗に実物を見に行くこともできず、海外のサイトでの購入を検討するも、個体差が気になって、なかなか注文する決心がつかないままに時間ばかりが過ぎていました。

scope 個別販売

当初、欲しいと思っていたのはコッパーかモスグリーンのどちらか。

ですが、コッパーにしようと思い始めたところで、海外のサイトではコッパーが売り切れてしまい、さらに迷っていたところでスコープさんのメルマガで取り扱いを知り、迷わずコッパーを注文しました。

スコープさんのメルマガに気づいたのは配信の翌日。
サイトを訪れたときには既にかなりの数が売り切れ、選択肢はほとんどありませんでした。

同じ型で作られていても、個体差のかなり大きなアアルトベース。

もし、全ての在庫から選べたなら、別の個体を選びたいところではありましたが、気づくのが遅かったのですから仕方ありません。

それでも、スコープさんのサイトでは、幾つもの個別販売の画像を見ることができ、各色のニュアンスの違いや、形の個体差を知ることができてとても良かったです。

scope 個別販売リンク:イッタラ / アアルト ベース175x140mm [iittala / Alvar Aalto Vase]

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Nordic Nest 個人輸入

ダークグレーは、スウェーデンの通販サイト【Nordic Nest】を利用して個人輸入しました。

1点のみの購入のときには、コッパーかモスグリーンのどちらかにしようと思っていましたが、コッパーありきで考えたときには、もう一色は迷わずにダークグレー。

好みの違いはあっても、どれもそれぞれに魅力的だったので、色違いでの購入を決めました。

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コッパーとダークグレー

1点のみの購入のときには、単体で美しく飾れる色がいいと思い、コッパーかモスグリーンがいいと思っていました。


【No.2018】イッタラ / アアルト ベース175x140mm モスグリーン [iittala / Alvar Aalto Vase]

実際のところ、コッパーは光を受けたときの姿がとても美しく、この色にして本当に良かったと、見るたびに思う色です。

逆に、2点目を購入するときには、他との相性を考慮。

クリアならどんな色と組み合わせても美しく飾れますが、ナチュラルンなインテリアとも相性のいいコッパーとの対比を考えて、対照的でシャープな印象のダークグレーにしました。

同じ形のベースでも色味が異なるだけで印象はずいぶん違います。


【No.2018】イッタラ / アアルト ベース175x140mm ダークグレー [iittala / Alvar Aalto Vase]

光の加減や見る角度によってもガラスの色味は変わって見えるので、飾る場所との相性も考えて選ぶのが良さそうです。

アアルトベースは形も色もサイズも様々。

ひとつを選ぶのは難しいようにも思いますが、どれもそれぞれに違った魅力があるので、どんな1点を選んでも、異なる魅力を発見できるように感じます。

個体差を楽しむ

コッパーにつづき、色違いで2点目を購入しようと決めたのは、個体差に大きな魅力を感じたから。

スコープさんの個別販売画像を見て、ひとつひとつの違いにとても惹かれました。

これほどまでに形が違っていると、魅力はまったく別物です。

色の違いだけでなく、形の違いがあり、ガラスの厚みも異なり、表面の滑らかさも全く違い、同じ木型で作っても、これほどまでに違いが生まれるアアルトベースに衝撃を受けました。

わが家にやってきたコッパーは形に変化が少ない分、どこまでも滑らかで、静かな湖面をイメージさせるような、柔らかな丸みを感じさせる個体でした。

対照的に、ダークグレーは波打った縁取りの形がはっきりと分かり、表面には小さな気泡が多く、波打った海を思わせるような荒々しさのある個体。

それぞれに色だけでなく、形や表面の様子からも、受ける印象は全くの別物。

もし、スコープさんの個別販売で、全ての在庫がある状態で、色だけでなく、形も気に入る個体を選んで購入していたとしたら、2個目の購入はなかったかもしれません。

ですが、こうして全く異なる2体を並べて見ると、この違いにこそ魅力を感じ、比較したからこそわかる、それぞれの持つ異なる良さを認識できたような気もしています。

スコープさんの個別販売で購入したコッパーとは違い、個人輸入したダークグレーは個体を選ぶことはできませんでしたが、対照的な印象の個体が届き、大きな個体差を実感できました。

ナンバリング

色や形の個体差だけでなく、イッタラ140周年の記念のアアルトベースにはそれぞれナンバリングがされています。

”IITTALA ALVAR AALTO 〇〇〇〇/2021”

2021年を記念した、各色2021個。

全4色で、8084個。

スコープさんの商品説明によれば、このベースの元になったアアルトベース【モデル9751】はレストランSavoyのインテリアとして使われ、1937年から1939年の間に20個しか製造されなかったそうです。

元の20個に比べれば、世界中に8千個もあるアアルトベースに希少価値はありませんが、ひとつひとつの個体差は紛れもなく唯一無二の魅力であり、インテリアとしての特別な魅力を感じさせるアアルトベースです。

インテリアとして楽しむ

わが家には定番のアアルトベースも幾つかありますが、どれもほとんどがフラワーベースとして使われることなく、そのままに置かれています。

初めてアアルトベースを購入したときには、フラワーベースとして使いこなすためにはどうすればいいかとずいぶん悩みましたし、美しく花を取り入れているインテリアにも憧れました。

ですが、アアルトベースそのものの美しさを楽しめばいいと思うようになってからは、インテリアを楽しむ自由度も広がったように感じています。

花を美しく飾れなくても、美しいと感じるものを愛でられるなら、それもまたインテリアの楽しみ方のひとつです。

センスの有無や他人の評価に囚われることなく、自分が好きだと思うものを、自分が心地よいと感じる空間を作るために配置する、インテリアはそういう自由なものであっていいと思えるようになりました。

だからこそ、日々、形を変える植物の成長がとても楽しみで、表情の異なるオイバのバードを愛らしく思っていて、形や色の違いで異なる魅力を感じさせてくれるアアルトベースを組み合わせて並べることに面白みを感じています。

限られた空間に自由な広がりを与えてくれるもの、それがわたしにとってのインテリア。

個体差の大きなアアルトベースを取り入れたことで、一層、その思いが強くなったようです。

イッタラ140周年のアアルトベースの販売を知ってから、かれこれ数か月。

新しいアートピースを取り入れることについてしばらく悩んでいましたが、思い切って変化の要素を取り入れて良かったと思っています。

変わらずに好きでいられることも、変化から得る新しい感覚も、どちらも大切にしたいこと。

花を活けられるようになったら、もっとインテリアの楽しみも広がりそうですね。
それはまた次の楽しみかしら?


【No.1931】イッタラ / アアルト ベース175x140mm ダークグレー [iittala / Alvar Aalto Vase]

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