文庫本とA5判サイズのブックカバー
ミナ ペルホネンのリネンの刺繍入り生地《run run run》でブックカバーを作りました。
しおり付きの文庫本カバーとA5判サイズのカバーです。
裏地には45Rの生地を使っています。
右開きカバーと左開きカバー
文庫本は右開き用、日記帳は左開き用のカバー。
完成品の実測値は、それぞれ約縦15.7cm×横30.8cm、約縦22.5cm×43.3cm。
基本的な作り方は同じですが、右開きと左開きなので、型紙のサイズと布の向きが異なります。
型紙
型紙はそれぞれ、文庫本カバーが縦18cm×横38cm、日記帳カバーが縦24.5cm×横52cmとして、右開き用は左端、左開き用は右端の二角をそれぞれ2cm×6cmずつカット。
(縫い代含む)
作り方
左右の向きは異なりますが、基本的な作り方はどちらも同じです。
作り方の詳細は右開き用のブックカバーでご紹介しています。
5年日記帳のカバー
A5判 のカバーは5年日記帳用に作りました。
透明カバー付きのハードカバーの日記帳です。
2023年 手帳 1月始まり No.16 5年横線当用新日記 [ベージュ] 高橋書店 A5判 (連用日記)
試作品
日記帳に付属の透明のカバーを外すか、付けたままにするか迷い、そのまま付けられるサイズの布製カバーを試作。
ずいぶん昔にキッチンの目隠しカーテンとして使っていたマリメッコの生地をリメイクして作った試作品です。
表地にヴィヒキルース、裏地にルミマルヤを使っています。
カバーリングで愛着が増す
マリメッコで作った試作品を基にサイズを微調整してミナ ペルホネンの《run run run》でカバーを作りました。
生地の厚みを考慮して、サイズが少し大きくなるように型紙は変えずに縫い代を少し狭めて縫い、バンドの付け位置を変えてます。
厚みだけでなく、生地の質感も考慮して、生地の返し口の縫い代には伸び留めテープを貼った方が良かったかも?
試作品の生地は少し色が褪せていますが、2022年末までの日記帳に付けて、残り3ヶ月はこのカバー付きの日記帳に書くことにしました。
本を読むときにも、カバーが違うだけで気分が変わると感じていたのですが、15年間書き続けてきた日記帳も、カバーを付けただけでこれまでとは違う特別な愛着を感じます。
かつてカーテンとして使用していた生地への愛着も重なっているのかもしれません。
日記帳は毎日手に取るものだから、触れたくなるような思い入れのある生地で5年毎の節目にカバーを作り替えるのも良さそうです。
minä perhonen run run run
うさぎが駆けまわる日記帳カバーは兎年の始まりの日、2023年1月1日から使い始めようと思います。
文庫本カバーは主人にたのまれて作ったもの。
読書のおともに気に入ってくれたようです。
本を読むときにはずっと手に触れるものだから、ブックカバーの質感にこだわりたい気持ちは良く分かる。
自分用にも欲しくなりました。
でも、わたしはしおり無しタイプが好きなので、しおり無しで作ろうかしら?
お気に入りの生地でカバーリングすれば、どんな本も特別な一冊に早変わりです。
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