初夏の家庭薬膳
暑さと湿度で消化器系にダメージを受ける時期。
消化器系の働きを助けるため、”健脾食材”を使った初夏のお家薬膳レシピを作りました。
健脾食材として、玄米、やまいも、とうもろこし。
水代謝を促進させる利湿食材として、とうもろこしのヒゲも使い、山椒とミョウガで香り良く仕上げます。
トウモロコシご飯のレシピ
今年のトウモロコシご飯は金芽ロウカット玄米と白米を混ぜ、ワインと市販の濃縮だしを使ったレシピです。
白米感覚で食べる玄米金芽ロウカット玄米長野県 コシヒカリ8kg おすすめ金芽米 金芽ロウカット玄米
材料
・とうもろこし 1本
・白米 1合
・金芽ロウカット玄米 1合
・水 390cc
・白ワイン 大さじ1
・市販の濃縮だし 大さじ1(”ヤマキ 割烹白だし”を使いました)
・塩 少々
ヤマキ 割烹白だし(500ml)【ヤマキ】
作り方
・白米1合をとぎ、ザルに上げ、金芽米1合と合わせ、水380ccを加えて3時間ほど浸水させておく
・浸水させた米にワイン大さじ1、濃縮だし大さじ1、塩少々を加えてさっと混ぜる
・とうもろこしの粒を包丁でそぎ、とうもろこしのヒゲ少々、芯も一緒に米の上にのせる
・中火にかけ、沸騰したら弱火にして20分炊く
・炊きあがったら10分ほど蒸らす
芯を取り除いて混ぜる。
米の浸水時間や加熱の時間も使うお米によって異なるのであくまでも目安です。
味付けや使うお米もその時々でいろいろ。
今年最初のトウモロコシご飯のレシピをそのままご紹介したので、調味料は料理酒でも醤油でも、お好みでアレンジしてみてくださいね。
白米とバターを使ったレシピも別にご紹介しています。
まぐろの山椒焼きとろろがけ
やまいも、山椒、ミョウガに合わせる食材にマグロを選びました。
角切りにしたマグロに醤油、酒、実山椒を加えて混ぜ、30分ほど置いておきました。
フライパンにごま油をしいて焼き、やまいもをかけ、ミョウガを添えて完成です。
今年も実山椒を買ってきて、簡単に下処理をして冷凍保存しました。
実山椒はほんの短い期間だけ店頭で見かける食材なので、使いたいときに使えるように、冷凍しておくといつでも手軽に使えるて便利です。
今年はフードシーラーではなく、IKEAの小さなジップ付きフリーザーバッグ”HOPSPARA ホプスパラ(0.2L)”に小分けにしました。
旬の食材で簡単薬膳
薬膳の知識がなくても、旬の食材を使用するだけで、季節の薬膳料理が完成してしまうことも少なくありません。
”夏の健脾にとうもろこし”と、考えてトウモロコシご飯を炊くことはなくても、とうもろこしが店頭に並ぶ季節になって、美味しそうな旬の食材を使ったトウモロコシご飯を炊くことはあるのではないかしら?
利湿健脾にとうもろこし、生津にトマト、清熱にきゅうり、豆腐、滋陰に山芋、、、なんて考えなくても、スーパーの店頭に並ぶ安くて美味しそうな旬の食材を使うだけで理にかなった食卓になる。
難しく考えずに、季節によって変化する体調に合わせて、体が欲する食材を選ぶといいのかもしれません。
とはいえ、ストレス社会の今、自分の体調を素直に見つめることが難しくなっているのかもしれないので、体が気付けない部分を知識で補っていけるといいですね。
ティーミ ティーミとウルティマツーレで夏の食卓
食器はティーミ ティーミとウルティマツーレ。
和食にも使いやすく、どちらもわが家の日々の食卓に欠かせない器です。
ウルティマツーレに豆腐。
通年使用している器ですが、ウルティマツーレはやはり夏の食卓で本領発揮。
涼やかな器です。
イッタラ / ウルティマ ツーレ ボウル115mm クリア [iittala / Ultima Thule]
ティーマ ティーミのボウルにごはんとお味噌汁。
プレートもティーマ ティーミ。
ティーマ ティーミは日々の食卓に欠かせない愛用品。
イッタラ ティーマ ティーミ ライスボウル 0.33L ホワイト iittala TEEMA TIIMI
イッタラ ティーマ ティーミ ライスボウル 0.3L ホワイト iittala TEEMA TIIMI
使いやすいお気に入りの器で旬の食材を味わいつつ、美味しい養生レシピを楽しみたいと思います。
食事で夏バテしにくい体づくりをしていきたいものです。
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