キッチンと洗面室の間仕切り
クッションカバーにつづき、マリメッコの【PEPE】で簡易カーテンを縫いました。
キッチンと洗面室の間を仕切るカーテンです。
手前がキッチン、カーテンの向こう側が洗面室。
簡易カーテンはつっぱり棒で取り付けてます。
アンブラのテンションロッドです。
umbra CORETTO アンブラ コレット テンションロッド [S/61〜91.4cm] つっぱり棒
marimekko PEPE 生地の使い方
水通し後の【PEPE】の生地巾は141cm。
左右の耳はそれぞれ約2.5cm、3.5cmで、プリント部分の幅は約135cm。
柄の左右をそれぞれ14cmずつカットし、幅約107cm、長さ約157cmを使いました。
3mの生地のうち、クッションカバー作りに使用した143cmの残りの157cmです。
出来上がり寸法
仕上がりサイズは長さ約133cm×幅約101cm。
使用する生地の大きさは縦約157cm×横約107cm、縫い代は上部10cm、下部14cm、両サイドをそれぞれ3cmずつとりました。
裾は7cmずつ、両サイドは1.5cmずつ、上部は5cmずつ完全三つ折りにして縫います。
作り方
裾、両サイド、上部の順番に完全三つ折りにして直線縫い。
裾は7cmずつの完全三つ折り。
両サイドは1.5cmずつの完全三つ折り。
上部はつっぱり棒が通る幅で三つ折りにして縫います。
5cmずつの完全三つ折りにしました。
作り方は別記事でもご紹介しています。
テキスタイルのデザインの楽しみ方
キッチンと洗面室の間の戸の幅は70cm。
簡易カーテンの幅を何センチにするかはずいぶん迷いました。
70cmに近いほど柄がフラットにすっきり見えるけれど、生地巾135cmに近いほどテキスタイルのデザインを元のまま楽しめる。
そして、悩んだ結果がこちら。
柄は25%カット、戸よりも45%広い幅。
間仕切りカーテンとして活用しながら、テキスタイルの雰囲気を可能な限り残せるように考えました。
大柄のテキスタイルのデザインを全て残すことはできないけれど、キッチンとリビングの組み合わせでペペの雰囲気を楽しめています。
ピンっと張ったクッションカバーの細切れの柄と、カーテンのヒダで隠れた柄。
ハンドメイドならではの楽しみ方です。
そして、デザインそのものが持つ魅力は、柄が欠けてもあまり関係ないのかもしれません。
グラスの下に敷いて柄が分かりにくいコースターでも存在感を感じられます。
カーテンは開けてしまえば、更に柄が分からなくなってしまうけれど、配色のバランスやプリントの発色の魅力は健在。
ミナペルホネンのガラスのバートたちとの色の組み合わせを楽しめる洗面室側からの眺めもお気に入り。
ガラスバード イッタラ×ミナ ペルホネン/Iittala×minä perhonen
暮らしの中でデザインを楽しむときに大切なことは、自分なりの楽しみ方を見つけることなのかもしれませんね。
切って、デザインの一部が欠けてしまっても、暮らしの一部として身近にマイヤ・イソラのデザインを感じられています。
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