東屋の急須
何年も購入を迷っていたけれど、東屋さんの急須がとても良かったです。
蓋のつまみや持ち手の装飾が特徴的な、猿山修さんデザインの【平急須】の【烏泥】を買いました。
持ち手は後ろの【後手】。
平たく開口部が大きな【平急須】。
注ぎ口の手前の陶茶漉しの細かい穴は【並細】。
製造は愛知県常滑市の高資陶苑。
底部には、【高資陶苑】、【猿山修】、【東屋】それぞれのロゴマークが型押しされています。
平急須 後手
外箱はシンプルなボール紙。
平急須 後手
AZTK00117 並細素 材 烏泥
東屋 平急須 後手 並細 外箱より
産 地 愛知県常滑市
製 造 高資陶苑
デザイン 猿山修
制 作 東屋
MADE IN JAPAN
取扱説明書入り。
急須は身、蓋それぞれ丁寧に梱包されています。
取扱説明書には、急須の説明とお手入れについて詳しく記載。
急須
この急須の陶茶漉しは、急須の産地として名高い常滑にて高資陶苑が代々積み重ねた技術の上に発明したものです。広く緩やかな局面に無数の細かい穴があいた陶茶漉しは、香りや味の邪魔をする金気を一切出さず、細かく柔らかい茶葉もしっかり漉しとります。後引きしない注ぎ口の形状や先端の工夫、擦り合わされて気密性の高い蓋が可能にした洗いやすい広い開口部など、随所に急須に特化した技が注ぎ込まれた逸品です。末永くご愛用ください。
・ご使用の後、水かお湯でよく濯ぎ、水分をよく切って内側を乾かせてください。
東屋 急須 説明より
・注ぎ口と茶漉しの間の内部に茶葉の粉や茶渋が少しずつ溜まります。これが長年の蓄積で塊となり徐々にお茶の出を悪くします。急須のお茶の出が悪くなるのはこれが殆どの原因です。これを硬いもので掃除をすると茶漉しが簡単に割れてしまいます。「茶漉し箒」という専用の道具を使うか、弊社にお申し付けください。
使いやすい大きさ
平急須の容量は満水で約300mL。
茶海は東屋の【大】がちょうどいいです。
温めた急須に茶葉を入れてお湯を注いで蒸らし、茶海に注ぎ、湯呑みに分ける。
湯呑み2杯分のお茶の浸出に使いやすい容量の急須です。
お手入れ
開口部が広く、平たいので、茶葉を取り出しやすく、お手入れもしやすい。
無数の細かい穴の開いた陶茶漉しのお手入れには、専用の茶漉し箒が便利です。
身にお湯を注いで、注ぎ口から差し入れる。
茶漉し箒の先が陶茶漉しの穴まで届き、内部のお掃除ができます。
注ぎ口と茶漉しの間の内部に茶葉の粉や茶渋が溜まらないようにするための専用の道具。
普段のお手入れは使用後に茶葉を取り出し、水で綺麗に洗い流し、最後にお湯で濯いで水分をよく切り、蓋を開けたまま内側を乾かしています。
中国茶にも
5年前に中国茶用のガラスのティーポットを割ってしまったときにも、検討していた平急須。
後手の急須は、中国の茶壺のよう。
中国茶にも使っています。
小さな茶杯で飲むなら、もっと小さくていいけれど、湯吞みに注いでゆっくり茶菓子を楽しむならこれくらいの大きさがちょうどいい。
台湾烏龍茶をいれました。
台湾烏龍茶は浸出に数分かかり、何煎も飲めて、茶葉を浸したままでも渋くなりにくいから、お湯を注いでテーブルの上に置いておけばお代わりにも。
湯呑みで二人分のお茶をいれるときに使い勝手のいい大きさ。
蓋のつまみや持ち手のデザインもやっぱり素敵です。
日本茶や中国茶をいれて、毎日愛用中。
使い込んで変化していくのも楽しみです。
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