フランス伝統の王様の菓子
《ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション オンラインショップ》で予約していたガレット・デ・ロワが届きました。
《王様の菓子》という意味の《 galette des rois (ガレット デ ロワ)》は、フランスで公現祭(1月6日)に食べられる、アーモンドクリームとひとつのフェーヴが入ったパイ。
《 fève (フェーヴ)》はフランス語でソラ豆のことで、乾燥した豆を入れていたことからそう呼ばれているそうですが、今では陶器製のチャームが一般的。
切り分けたピースにフェーヴが入っていた人は王冠をかぶって皆から祝福され、その一年幸運に恵まれるといわれています。
LA BOUTIQUE de Joel Robuchon
2017年にジョエル・ロブションのガレット・デ・ロワを購入して以来、わが家でも一年の始まりに食べるようになりました。
コロナ前の2020年までは店舗で購入していましたが、2021年からは《ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション オンラインショップ》からお取り寄せしています。
賞味期限は発送日を含めて4日。
当日焼き上げ発送で、常温便で届きます。
箱入り、手提げ袋付きなので、手土産にもぴったり。
紙製の王冠も付いています。
パイの大きさは直径約14cm。
その日の湿度や温度にあわせて調整して作っているそうです。
今年は2022年12月27日~2023年1月31日の期間限定で、予約が始まった昨年12月にお届け日指定で予約していました。
物価高の影響を受け、価格は上昇傾向。
2021年は送料込3,888円、2022年は送料込4,000円、今年は送料込4,500円でした。
料理をかたどった陶器製オリジナルフェーヴ
ロブションのガレット・デ・ロワには《ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション》の料理をかたどったオリジナルの陶器製フェーヴが付きます。
裏側にはジョエル・ロブションの頭文字《 JR 》と年号入り。
店頭で購入していたコロナ前は、大きなガレット・デ・ロワにのみ《JR オリジナルフェーヴ》が付き、小さなガレット・デ・ロワには別の陶器製フェーヴが付いていたため、毎年大きなガレット・デ・ロワを購入していました。
2021年からは、オンラインショップで取り扱われている小さなガレット・デ・ロワにも《JR オリジナルフェーヴ》が付いています。
後日配送の2023年フェーヴ
今年はフェーヴの代わりにハガキが一枚入っていました。
国際情勢によりフランスからのフェーヴの入荷が遅れているそうで、ハガキを送ると入荷次第、別便でフェーヴを送ってもらえます。
2020年にもフランスでのストライキの影響でフェーブが別送だったことがあり、このときは過去のフェーヴが入っていました。
4等分のコーヒータイム
今年は4ピースに切り分けました。
タヒチ産バニラを使ったアーモンドクリームがたっぷり入ったサクサクのパイ。
ガレット・デ・ロワのおともにはフルーティーなコーヒー。
猿田彦珈琲のコーヒー豆福袋に入っていた《エチオピア Tamiru Tadesse Anaerobic 》を淹れました。
ガレット・デ・ロワもコーヒーもとても美味しかったです。
フェーヴ代わりのアーモンド
ロブションのガレットデロワには、フェーヴの代わりにアーモンドが1粒入っています。
誤飲防止のためとのことですが、、、
こんなときにも安心。
フェーヴを切ってしまったとき!
これまでにも何度か同じような経験があり、小さく切るとアーモンドを切ってしまう確率が上がるから、と、包丁を2回しか入れなかったのですが、1回目で切ってしまいました。
運がいいのか、悪いのか。
フェーヴが当たっても、当たらなくても、たとえ切ってしまったとしても、新年の始まりの楽しいひとときです。
7年目の味
2017年から新年に切り分けてきたガレット・デ・ロワも今年で7年目。
毎年、王冠をかぶっていたもんすけがいないのは寂しいけれど、思い出を語らいながら、今年も美味しく味わいました。
年々価格が上がり、食べる量も減っているけれど、来年もまた切るのかな?
物価上昇も、フェーヴの入荷が遅れているのも、不安定な世界情勢の影響を受けてのこと。
穏やかな日常がやってくることを願いつつ、2023年の陶器製フェーヴ《オマール海老のプランシャ焼き ハーブのサラダと共に》のお届けも楽しみに待ちたいと思います。
コメント