新しいアアルトベース
久しぶりにアアルトベースを買い足しました。
イッタラ140周年の限定アアルトベースと背の高いクリアのアアルトベース。
スウェーデンの通販サイト【Nordic Nest】を利用して購入しました。
iittala Alvar Aalto vase Savoy clear 220mm
アアルトベース 220mm の日本での発売は2017年10月。
2017年夏に届いたイッタラのニュースレターでは新商品として紹介されているアアルトベース。
イッタラ / アルヴァ アアルト ベース220mm [iittala / Alvar Aalto Vase]
2017年は酉年で、新しいバード情報や9月発売のフクロウが気になっていた時期でもあり、新たに登場したアアルトベースを加えるつもりもなかった時期。
あっという間に3年以上が経過。
イッタラ140周年のアアルトベースが加わって、インテリアのバランスの変化に合わせ、220mm クリアも加えることにしました。
旅先で見た様々なアアルトベース
アアルトベースの購入は7年ぶり。
旅先のフィンランドで見たアアルトベースに憧れて、2014年に買い揃えて以来です。
2014年当時、背の高い細長いアアルトベースはフィンランディアと呼ばれていて、通常に販売されているアアルトベースの口の形は全て同じだったように記憶しています。
少なくとも、当時購入したアアルトベース↓は全て同じ口の形でした。
ですが、その年に旅先で見た様々な形のアアルトベースも、たぶん、やっぱりアアルトベース。
アアルト自邸のテーブルの上に置かれていたアアルトベースは、2014年に販売されていたものと同じ形。
ワゴンの上に置かれていた大きなアアルトベースはもっと複雑な形。
レストランSavoy の各テーブルの上には、こちらも2014年当時販売されていた形のフィンランディア。
その奥には背の高いアアルトベース。
2017年に発売されたアアルトベースはこれと同じ形ではないかしら?
どこまでをアアルトベースと呼んでいいのかも分かりませんが、形も色もサイズもバラバラでも、見たときにアアルトのデザインだと感じるベースを幾つも目にしました。
もしかすると、目に入っていたはずでも気付かなかったアアルトベースもあるかもしれませんね。
どれも本当に素敵で、この時の印象がアアルトベースへの憧れの始まりでした。
フィンランディアとアアルトベース
かつてフィンランディアと呼ばれていた背の高いアアルトベースのサイズは251mmと201mmで、わが家にはレインとホワイトがそれぞれあります。
201mmは220mmの登場で廃盤となってしまったようですが、220mmは両者の中間的なサイズ。
既に廃盤になってしまった201mmは、花を飾りやすいサイズ感でしたが、洗いにくさと拭き取りにくさも感じる形状でもあり、花を飾った後が少し大変。
フィンランディアと同じ形でも、小さな95mmのアアルトベースなら、洗うのも、拭き取るのもあまり手間がかからないので、花を飾るには小さなアアルトベースもいいです。
小さなアアルトベースに飾ったお花は、小さなお花でも、華やかに見える気がします。
イッタラ / アアルト ベース 95mm [iittala / Aalto Vase アールト]
飾りやすい色と形
アアルトベースに花を飾るのはあまり得意ではないのですが、小さな95mmや、220mmは扱いやすい形だと思います。
ベースの高さよりもちょっと長いくらいのお花を数本立てるだけで、ありふれた普通のお花もまとまった印象に見えるような?
どちらのベースも水洗いするときも、水気を拭き取るときも、比較的扱いやすい形なので、花を飾った後のことを考えても、日常にお花を取り入れやすい気がします。
アアルトベースは湖を連想させる形。
クリアのアアルトベースは水そのものであるかのようで、自然にお花を飾れますね。
イッタラ / アルヴァ アアルト ベース220mm [iittala / Alvar Aalto Vase]
花を飾らない
アアルトベースを買い揃えた2014年当時、上手に花を飾りたいと思って試行錯誤をしていましたが、いつからか、アアルトベースに花を飾らなくてもいいと思うようになりました。
もちろん、花を飾れればもっといいと思うのですが、苦手なら、無理に飾る必要もない。
アアルトベースは花を飾らなくても、アートピースとしての美しさがあると思うので。
単体での美しさもありますが、アアルトベースを組み合わせることで、インテリアに立体感が生まれるようにも感じています。
高さや大きさ、形状の異なるガラスを組み合わせて並べることで、動きが生まれる。
クリアなら、色のあるものとの組み合わせでも、一体感が出せる。
奥行きや高さの変化があると、インテリアの印象はずいぶん変わります。
花を飾るなら、洗いやすさや拭き取りやすさなど、扱いやすさもやはり欠かせない要素。
細くて入り組んだ形のベースは内側の水滴を拭き取るのが大変ですからね。
花を飾らないならば、一点で存在感のあるサイズや強い色を選ぶのもいいですし、インテリアに深みを出すために透明感のあるものを複数並べるのもいいと思います。
花を飾るときも、ただそのまま並べるときも、クリアはそれぞれに使いやすい。
アアルトベースに花を飾るのはやっぱりあまり得意ではないけれど、たまには花も飾ってみようと思います。
ささやかでも、上手に飾れなくても、お花のある暮らしはいいものですね。
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