7年前の開化堂
開化堂の3つのキャニスターを使い始めてもうすぐ7年。
2014年から変わらずにわが家の暮らしに欠かせないコーヒーキャニスターも、月日の流れですっかり色変化。
銅、錻力(ブリキ)、真鍮、それぞれに変化のスピードは異なりますが、味わいのある色味へと変化をつづけています。
MARGARET HOWWLL 2014秋冬コレクション
初めての開化堂はマーガレット・ハウエル別注の銅とブリキのコーヒーキャニスターでした。
中蓋にコーヒーメジャースプーンが収まる珈琲缶。
マーガレットハウエル2014秋冬コレクションで登場した別注品で、押込中蓋と銅のコーヒーメジャースプーンのセット。
初めに銅を購入し、ブリキを買い足し、それぞれにコーヒー豆を入れ、二つの珈琲缶を使い始めました。
3つ目は真鍮
2014年末に、ショートサイズの真鍮のキャニスター缶を購入。
3つ目の真鍮キャニスターはマーガレット ハウエル別注ではありませんが、押込中蓋タイプで、直径サイズも同じ。
異なるのは高さと材質。
銅、錻力、真鍮。
それぞれに色変化の異なる3種類のキャニスター。
以来、3つのキャニスターはわが家の暮らしに欠かせない道具となり、7年を迎えようとしています。
いまの開化堂
銅・錻力・真鍮の色変化
ぴかぴかに光っていたキャニスターはどれも落ち着いた色味に変化。
変化の速度はそれぞれに異なり、銅や真鍮に比べると、ブリキの色変化はずいぶんゆっくり。
手や空気に触れる場所と、そうでない場所でも色変化に違い。
色変化の進んだ銅や真鍮にも、底部にはまだ7年前の名残が感じ取れます。
珈琲缶として愛用
7年前、異なる用途で購入した3つのキャニスターは、いまはどれもコーヒー豆用の珈琲缶として愛用。
銅とブリキのキャニスターは直径約92mm、高さ約156mmで、約250gのコーヒー豆、ショートサイズの真鍮は直径約92mm、高さ約135mmで、約200gのコーヒー豆が入ります。
大きな銅とブリキのキャニスターは区別なく使用。
大袋で購入するリーズナブルなコーヒー豆の保管に使い、どちらか一方には毎朝必ず触れるもの。
ショートサイズの真鍮のキャニスターには、小袋で購入するコーヒー豆を保管。
ちょっとこだわって飲みたいコーヒー豆を入れてます。
当初、ショートサイズの真鍮のキャニスターは、茶筒として使うつもりでしたが、押込中蓋が茶匙と組み合わせて使いにくかったこともあり、茶筒としての使用が定着せず、いまでは珈琲缶として定着。
ときどき、和菓子に合わせて緑茶をいれるだけで、結局、緑茶を毎日楽しむ習慣はいまのところありません。
毎日、コーヒーを飲むから珈琲缶として定着したのか、コーヒー豆を保管するお気に入りの容器ができたら、コーヒーを飲む習慣が定着したのか、いまとなっては分かりませんが、開化堂の珈琲缶は、道具と習慣が切っても切り離せないものであると実感させてくれた特別な日用品です。
お気に入りの茶筒があれば、緑茶を楽しむ暮らしも定着するかしら?と思うこのごろ。
茶筒 開化堂 真鍮製 取込盆用120g 国産一番荒茶50gセット
習慣を変える道具
どんな道具と暮らすのか、それによって、日々の行動が変わり、暮らしも習慣も変わる。
丁寧に扱いたい、大切に扱いたいと思えるものが増えれば、おのずと生活も変わってくるように思います。
少なくとも、7年前、この3つのキャニスターを使い始めたときからずっと、キッチンに並ぶ3つのキャニスターの色変化を楽しみに扱ってきました。
毎日、当たり前に目にするもの、当たり前に使うもの、小さな道具ひとつひとつが習慣や暮らしを変えていく。
これからも色変化を楽しみつつ、大切に扱っていきたいと思います。
コメント