45×45cm ファスナー付きクッションカバー
ファスナー付きクッションカバーを簡単にキレイに作るコツと作り方のご紹介です。
初心者さんにも作りやすいように、できるだけ作業工程を簡略化してみました。
簡単にキレイに作るコツは、”仕上がりよりも長いファスナーを使うこと”です!
マリメッコのシールトラプータルハ(1m)とYKK フラットニット(50cm)を使って作りました。
出来上がり寸法
出来上がりサイズは45×45cmのヌードクッション用のクッションカバー。
(仕上がり:裏側)
カバー裏側の下部にコンシールファスナーが付くように作ります。
テキスタイルのデザインを全面に出し、面倒なファスナー付けをできるだけ簡単に仕上げる作り方です。
材料
生地:縦93cm×横47cm(縫い代含む)
コンシールファスナー:50cm(YKK フラットニット 50cm #501)
ファスナーは作業の途中でカットするので、仕上がりよりも長いものを使用します。
マリメッコ 生地 marimekko 063267 SIIRTOLAPUUTARHA シールトラプータルハ
YKK フラットニットファスナー 50cm
作り方
準備
布端にロックミシンまたはジグザグミシンをかける。
中表に折り、両端を3cmずつ縫う。(縫い代1.5cm)
ファスナー口になるため、返し縫いをして、ほつれにくいようにしっかり縫います。
ファスナー付け
縫い代を割り、アイロンで整えます。
ファスナーの開き口になる部分なので、しっかりアイロンで整えます。
縫い代を割って、アイロンで整えたら、ファスナーを仮止めします。
キレイに簡単に作るポイントは長いファスナー!
ファスナーのスライダー部分があるとキレイに縫いにくいので、下止のある方をクッションカバーの端に揃え、スライダーはクッションカバーの外側に出した状態で縫い付けます。
余分な部分はファスナーを縫い付けてからカットするのが簡単にキレイにファスナーを取り付けるポイントです。
待ち針でファスナーの仮止めをする場合、縫い目に対して垂直に待ち針を打つと、縫っている途中にズレにくいです。
ファスナーを縫い付けるときは、スライダー側から縫い始め、下止側の端に沿って縫い、スライダー側で縫い終わり。
スライダーを外側に出しておくと、縫い付け時に邪魔にならず、キレイに縫いやすいです。
作業工程では、裏返しのまま次の作業に移りますが、分かりやすいように、表に返した状態で解説。
外側に出ているスライダーは内側に押し込みます。
実際に作業をする際には、裏返しのままで進めます。
スライダーを動かして、ファスナーを開け、両サイドを縫い合わせます(縫い代1.0)。
ファスナー部分は返し縫いをして、しっかり縫い付けます。
両サイドを縫い合わせたら、余ったファスナーテープをカット。
仕上げ
縫い代を折ってアイロンで整えます。
ファスナー口から表に返します。
裏側の下部にファスナーのあるクッションカバーが完成です。
完成品
とてもシンプルな作りですが、ファスナーとスライダーが隠れるため、スッキリ仕上がります。
(裏:クッションなし)
最低限の工程で作るシンプルな作り方のため、ファスナーの開閉やクッションの入れ替え時には開き口が裂けないように、注意が必要です。
強度を重視する場合には、別の作り方も合わせてご覧ください。
通常使用には、簡単な作り方の強度でも問題ないと思います。
(裏:クッションあり)
作り方がシンプルで、出来上がりもスッキリしているので、デザイン性や表から見た時のカバーリングの見栄えの良さを重視する場合にはおすすめです。
表側にはファスナーが見えません。
(表:クッションなし)
クッションを入れても表側にはファスナー部が見えないのでとてもスッキリしています。
(表:クッションあり)
テキスタイルのデザインを損なわず、できるだけ簡単にファスナー付きで仕上がりのキレイなクッションカバーを作るために幾つか試作。
この作り方が簡単でキレイに作れました。
この作り方ならファスナー付け時にスライダーも邪魔にならずに作業ができるので、比較的簡単にファスナー付けができますよ。
中身のヌードクッションは45cm×45cmです。
ヌードクッション 45×45 cm 角型 (ダウン入) [抗菌防臭加工(SEK)マーク取得]
参考:その他のクッションカバーの作り方
別の作り方もご紹介しているので、参考までに合わせてご覧くださいね。
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