脚カット無し Domus Chair
ワークスペースのアーコールのテーブルに合わせて、スコープ別注のアルテックのドムスチェアを置きました。
ウォールナット×ハニーのツートンカラー。
フレームの色が明るく、背もたれと座面が濃い色の組み合わせ。
座面の裏には【artek】と【scope】のそれぞれのシールが貼られています。
2022年2月にスコープさんで新たに始まった椅子の脚をカットするサービスが始まる前に購入したもので、脚カット無しの、元の高さのドムスチェアです。
ちょこんと小さなひじ掛けから、すらりと斜め後方に伸びる脚のバランスが印象的。
暗い色の背もたれや座面に対して、明るい色のひじ掛けや脚の形が引き立ちます。
ひじ掛けは曲線を描く背もたれの横に出ていて、上から見たときの全体的な丸みが可愛らしく、円形のテーブルとの相性もいいです。
これまでこのテーブルと組み合わせていた椅子に比べると座面はずいぶん高くなりましたが、デザインや椅子そのものの座り心地はとても気に入っています。
高さ72cmのテーブルとのバランス
ワークスペースに置いているテーブルの高さは約72cm。
ドムスチェアシートの高さは約46cm、ひじ掛けの高さが約65cm。
わが家の椅子の座面の高さは約41~44cmほどで、それらのどの椅子よりも高く、座ったときにかなり高くなった印象を受けます。
テーブルとの組み合わせで考えると、座面はもう少し低い方がいいかもしれません。
もし、何脚もわが家にドムスチェアを所有するなら、テーブルの高さに合わせて脚を切ってもいいかもしれませんが、たった一脚のドムスチェアなので、オリジナルのバランスのまま使いたいと思います。
アルテック / ドムス チェア ウォールナット×ハニー [Artek / Domus Chair]
ワークチェアとしてのドムス チェア
ドムスチェアは主人の在宅勤務用のワークスペースに置いています。
椅子を置き換えてしばらくは座面の高さが気になっていたようですが、業務用のラップトップPCは高さを調節できるPCスタンドに置いて使っているため、使い勝手にも慣れたようです。
アーコールのオーバルキッチンテーブルの上にBoyataの折りたたみ式PCスタンドを置いています。
座りやすい形状
ひじ掛けの高さや大きさ、背もたれや座面の形状も、ワークチェアとして気に入った様子。
座面は背もたれ側が低くなっていて、手前は緩やかにカーブしています。
背もたれもカーブしていて、背もたれのカーブとひじ掛けの間にクッションを置くと、収まって横にずれにくく、クッションで座り心地を調節もしやすい形状。
45cmのクッションを置くとちょうどいいサイズです。
座面が高く、シートクッションを敷くのには向かないので、座面のクッション性にこだわるなら、レザー張りもいいかもしれません。
アルテック / ドムス チェア オーク革張り ルクソール グレー [Artek / Domus Chair]
ですが、特徴的な座面もドムスチェアの魅力のひとつ。
すっぽりおさまる形状やむき出しのネジがはっきりわかるのも、デザインとして面白いです。
在宅勤務時はほとんど一日中ドムスチェアに座っている主人が気に入っているので、ワークスペースの椅子に選んで良かったと思います。
インテリアとしてのドムス チェア
ワークスペースは部屋の隅で、窓と植物に囲まれた場所にあり、インテリアの主役として目立つことはありません。
座り心地やインテリア性を考えれば、オークフレームの革張りのドムスチェアにも惹かれましたが、窓からの紫外線の影響も考えると、革張りは選べませんでした。
革張りではなくとも、ツートンカラーで、濃い色味の座面はインテリアとしてのアクセントになり、色やデザインのバランスがとても気に入っています。
実用的で素朴な椅子
学生寮の椅子としてデザインされただけあって、デスクライトやテーブルクロックなど、学習机を思わせるようなものとの組み合わせもすごく合うように感じます。
すっぽりシートにおさまって、堅実に作業に取り組む。
むき出しのネジもまた、実用的な家具らしく、これもドムスチェアの魅力のひとつになっていると思います。
華やかさはないけれど、素朴で安らげる家具。
柔らかな曲線でデザインされた椅子はナチュラルな雰囲気のインテリアに馴染みやすく、アーコールの家具との相性も気に入りました。
ルイスポールセン Louis Poulsen VL38 Table ラジオハウス テーブルランプ
ARNE JACOBSEN TABLE CLOCK STATION アルネ ヤコブセン テーブル クロック ステーション
いろいろな椅子
これまで、ワークスペースにはセブンチェアやアーコールのクエーカーチェアやゴールドスミスチェアを置き換えて使っていました。
アーコールの椅子は高さ約41cmで、セブンチェアは約44cm。
セブンチェアは寝室のワークスペースに置いていて、アーコールの椅子の座面が割れてしまい、アルテックのドムスチェアを新調しました。
これまでのどの椅子とも雰囲気が違い、シート高もずいぶん違いますが、それぞれに魅力があっていいと思います。
スコープ別注の【ウォールナット×ハニー】の色の組み合わせもとても気に入りました。
アルテック / ドムス チェア ウォールナット×ハニー [Artek / Domus Chair]
いまのところ、ワークスペース以外にドムスチェアを置くことは考えていませんが、実用的で素朴な椅子だからこそ、材質や色、脚の長さの違う様々なドムスチェアを組み合わせて使うのも面白そうです。
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