アルテック フロアライトの配送
スコープさんで購入したアルテックのフロアライト【A811】が届きました。
ヤマト運輸の家財宅配便で配送され、玄関前で梱包が解かれての受け渡しだったため、組み立て前の支柱とシェード、付属品をそのままリビングへ搬入。
注文後にスコープさんから家財宅配便での配送予定日のお知らせメールが届き、配送前日と当日にヤマトさんから配送日時の確認の電話があり、当日はスタッフさん2名での丁寧な対応。
高さ約160cm、重量約9.9kgの大きなフロアライトも無事に届きました。
アルテック / A811 フロアライト ブラック, ブラス [artek]
本体と付属品
フロアライトは組み立て式で、電源コードが付いたベース、スチール製のシェード、LED電球、正規品証明書、組み立て方の説明と取り扱いの手袋が付属。
取り付け方はフィンランド語と英語の記載のあるイラスト付きの説明と、日本語の詳しい説明付き。
支柱の先のシェード固定具にシェードを取り付ける組み立て方が詳しく書かれています。
電球も付属しているので、組み立ててすぐに照明として使用できます。
(東芝社製の一般電球60W相当の電球色のLED電球(LDA7L-G/K60V1E)1個が付属していました。)
東芝 LED電球 一般電球形 A形E26 広配光180度 60W形相当 電球色 LDA7L-G/K60V1E
A811 組み立て方
支柱の先のシェード固定具からリングを取り外して組み立てます。
組み立て方の説明にはありませんでしたが、シェードを取り付けやすくするために、ソケットの縁も外してから作業しました。
スチール製のシェードはドーム状の上部に取り付け用の穴が開いていて、下部は直径の異なるリング状のスチールが幾枚も組み合わされた形状。
下部から見た様子↓。
シェードの穴にソケットや引き紐を通して、シェード固定具部分まで差し込みます。
シェードを固定具に差し込み、内側からリングで固定。
(シェードに干渉しないように取り外したソケットの縁も取り付けました。)
シェードの取り付けが完了です。
ソケットに付属の電球をねじ込み、電源プラグをコンセントにつないで組み立て完了。
引き紐を引くと点灯/消灯します。
サイズと材質
ホワイトに塗装されたシェードはスチール製で、直径約36cm、高さ約17cm。
シェードを支える部分は真鍮で、支柱はブラックの革張り。
支柱の太さは直径約2.5cm。
ベース部分も革張りで、厚さ約3cm、直径約25cm、裏側はフェルト張り。
電源コードの長さは約220cm。
ベースとシェードを合わせた大きさは幅約45cm、高さ約160cm。
支柱とベースの接合部にも真鍮のリングがはめ込まれています。
規格と構造
定格電圧100V、定格消費電力8W。
適合電球は口金E26、LED電球8Wまで。
ソケットの向きは支柱から横向きに突き出すような形で、電球を差し入れると光源はシェード固定具の下あたりに位置します。
照明のスイッチはシェード内部のソケットに付いている引き紐。
LED電球をソケットに取り付けて、電源プラグをコンセントに差し込み、スイッチの引き紐を引くと点灯、もう一度引くと消灯します。
上部はシェードで覆われているため、光は下側と隙間から漏れ出る光が優しく照らします。
電球は横向きに取り付けられていますが、シェードから漏れ出る光に違和感は感じません。
付属のLED電球ひとつで明るく照らされ、手元を照らす読書灯としての照度も十分です。
支柱から横に迫り出した形で上部に光源があり、座ったまま引き紐のスイッチで点灯/消灯の操作ができるので、ソファやベッドサイドなどの照明としても使いやすいフロアライトです。
材質 | 本体:スチール ブラック革張り、真鍮 シェード:スチール、ホワイト塗装 コード:ブラック |
寸法 | W450×H1600mm / シェード:φ360mm / コード長:約2200mm / 約9.9kg |
生産 | Made in Finland |
備考 | 電球:E26 定格消費電力:白熱電球 60W / LED電球 7.3W 電球付属 組立必要 5~15分 |
artek A811/A331
わが家のリビングではアルテックのペンダントライト【A331 BEEHIVE】のホワイト×ブラスを愛用していて、取り付けてからもうすぐ8年になります。
真っ白だった塗装も、輝いていた金色のリングも、いまでは色味が変わっていますが、その色の変化も含めてとても気に入っているので、結婚15年目の記念に、ビーハイブと同じアルヴァ・アアルトのデザインで、ホワイトのシェードにブラスのスタンドが組み合わさったフロアライト【A811】を購入しました。
ビーハイブよりも大きな直径のシェードで、下側に広がる光で周囲を照らします。
高さは160cmほどで、照明の位置は天井から約125cmほどの高さに吊るしているビーハイブと同じくらいの高さ。
A811とA331、光の広がり方は異なりますが、どちらも部屋に優しい明かりを灯す特別な存在感のある照明です。
アルテック / A331 ペンダントライト ビーハイブ ブラス [artek / BEEHIVE]
憧れは変わらない
リビングの照明にビーハイブを選んだのは、アアルト自邸を訪ねたときの憧れから。
アアルト自邸には個性的なフロアライトも置かれていました。
上に向けられたシェードと下に向けられたシェードの組み合わさったフロアライトはデザイン性と機能性のどちらも備えた魅力的な形。
当時の旅の写真はいまでもときどき見返しています。
憧れの通りにはなりませんが、理想を思い描くことは部屋づくりに欠かせないこと。
A811は読書灯として別の場所で使用するために購入したものですが、急いで移動させる必要もないので、もう少しの間、ビーハイブと一緒にリビングに置いておきます。
部屋づくりのイメージを膨らませるために。
アルヴァ・アアルトのデザインした柔らかな光を灯す照明は、光を灯していないときも佇まいが素敵です。
アルテック / A811 フロアライト ブラック, ブラス [artek]
いつか、リビングにもアルヴァ・アアルトのフロアライトを置きたいと思ってしまいます。
読書灯として手元を照らすのためではなく、上部に光源が向いたフロアライトを。
アルテック / A805 フロアライト ブラック, ブラス [artek]
憧れのインテリアはこれまでもこれからも、変わることはなさそうです。
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