猪口 蛇の目高台 Lehti
2022年3月1日9時00分から始まったスコープさんのArtek製品対象の企画でノベルティをいただきました。
アルテックの家具を2点購入して、ノベルティも2点。
アルテックのハイチェアK65とStool E60です。
アルテック / K65 ハイチェア バーチ [Artek / High Chair K65]
アルテック / スツール E60 4本脚 バーチ [Artek / Stool E60]
それぞれに1箱ずつ。
東屋さんの【そば猪口 蛇の目高台】のノベルティ限定柄【Lehti】。
販売目的では柄の使用許可がでないという、ノベルティならではの特別な柄です。
ノベルティが品切れになるか、4月1日17時00分まで、家具と照明は1点購入につき1個、小物と布は税込み20,000円につき1個もらえます。
小さな和の器
フィンランド語で葉を意味する、アイノ・アアルトがデザインしたテキスタイル【Lehti】の柄の小さな器。
側面にLehtiの模様、縁には内側と外側に輪線が描かれています。
裏側には製造・制作メーカーの印と共に、【artek】と【scope】。
スコープさんのノベルティですっかり見慣れてしまいましたが、和食器にartekの印があるのは改めて考えるとやはり特別なことなのでしょうね。
波佐見焼の窯元で焼かれた小さな和の器です。
湯呑みとして使うなら、100mlほど注ぐと適量。
そば猪口、小鉢など、様々な用途で使えそうです。
製造:光春窯 制作:東屋
猪口 蛇の目高台 Lehti
寸法 約80×H55mm / 110g / 140ml
材質 磁器(天草陶石)
呉須、柞灰釉
生産 Made in Japan
備考 電子レンジ:○
食器洗浄器:○
artek×scope Lehtiの器
猪口が加わり、わが家に3種類のLehti柄の器が揃いました。
どれもスコープさんでアルテック製品を購入した際のノベルティです。
2013~2014年の長角皿、2021年の小皿、そして2022年の猪口。
スコープ別注のスツール3脚分の長角皿3枚に、アルテック生地7m分の小皿2枚セット、バーチのハイチェアとスツール分の猪口2個の全7点です。
長角皿1枚
長角皿のLehtiは2013年にスコープ別注のStool 60を買ったときのノベルティ。
アルテックの定番リノリウムStool 60が24,150円だったこの当時、スコープ別注リノリウムは一脚18,900円で、一脚につき一枚の長角皿をもらえました。
東屋さんの木瓜角皿にLehti。
東屋 / 木瓜角皿 土灰 長角
スコープさんが新しいことを始めるときはたいていいつも、最初に驚くほどの特別価格やプレゼントを準備してくれていますが、いま思えば、この時の企画はほんとうに太っ腹な企画だったように感じます。
【スコープ別注】アルテック / スツール 60 3本脚 リノリウム スコープ [artek / Stool 60]
小皿2枚セット
小皿は2021年9月のノベルティ。
2枚セットでアルテック製品の家具や照明は1点購入に付き1セット、布や小物は20,000円に付き1セットもらえました。
このときはSIENAとA.Aファブリックを合わせて29,700円分購入して小皿2枚。
東屋さんの印判小皿にLehti。
東屋 / 印判小皿
このとき購入した生地も余すことなく使い切り、使い勝手のいいサイズの小皿は、日々の暮らしで愛用しています。
そば猪口1個
2022年3月のノベルティはそば猪口1個。
プレゼント条件は半年前と同じで、アルテック製品の家具や照明は1点購入に付き1個、布や小物は20,000円に付き1個。
東屋さんのそば猪口にLehti。
東屋 / 印判そば猪口 蛇の目高台
改めて振り返ってみると、ノベルティの変化だけでなく、アルテック製品の価格も変化。
また次の機会があるのかどうか分かりませんが、価格改定を重ね、少しずつ値上がりしていくアルテック製品を思うと、今後ますますノベルティを手に入れるハードルも高くなっていきそうです。
スコープさんのノベルティ
値上がりがつづくアルテック製品に対して、スコープさんのノベルティへのこだわりも上がっているように感じます。
”商品を売るための企業努力”といってしまえばそれまでですが、北欧インテリアが好きな人に、アルテック製品を喜んで手に取ってもらい、日本の文化や技術にも関心を持ってもらいたいと言われているようなノベルティです。
2013年のノベルティには【artek】と【scope】の印だけで、アルテックとスコープの販促品でしなかったものが、いまのノベルティには、”どこでだれが作ったのか”まで印されていて、作られた土地や工程にも思いを馳せることができるようになりました。
長角皿には製造・制作メーカーの印がありませんが、猪口と小皿には同じ印があります。
窯元と制作の東屋さんの印で、猪口と小皿の製造はどちらも光春窯さん。
釉薬が異なっていて、猪口は柞灰釉、小皿は土灰釉。
柞灰釉で焼かれた猪口は柔らかな手触りに感じます。
湯呑みとして使うときにも、猪口として使うときにも、手に取って使うことの多い器だからこその、手に馴染む手触りとサイズ感の器です。
視覚的な印象としては、猪口の方がやや白く柄がはっきりと見え、土灰釉が使われている小皿の方がやや青みが感じられる気がします。
器の色やデザインは料理の見栄えを変え、口を付けたり、手に取る器は、口触り、手触りで料理の味わいを変えてくれるのかもしれませんね。
器としての良さを実感するのは、長く使って暮らしに馴染んでからでしょうが、柄やデザインだけでなく、手に取ったときの手触りを含め、お気に入りの器になりそうです。
長く大切に使いたい
アルヴァ・アアルトのデザインに憧れて初めて3本脚のStool 60を買ってからずいぶん時間が経ちました。
何年経ってもやはり好きなものは好きで、値上がりしていくのは残念だけど、変わらずに作り続けられているものを使えることはやはり嬉しいことですね。
そして、ハイチェアK65と初めての4本脚のStool E60。
どちらもとてもシンプルなバーチです。
リノリウムのStool 60を4脚も購入して、1脚もStool E60を買わなかったことを今更ながら惜しいことしたと思います。
こんなにも使いやすいのだから、もっと早くから使っていれば良かったと。
【スコープ別注】アルテック / スツール E60 4本脚 リノリウム スコープ [artek / Stool E60]
とはいえ、使い始めることに遅いことはありませんね。
当たり前のことですが、3本脚と4本脚では安定感が全く異なり、高さの違うハイチェアとスツールも、用途も使い勝手も異なります。
Stool E60もハイチェアK65も、波佐見焼の猪口も、これから長い付き合いになりそうです。
アルテックの家具や照明のデザイナーに関心を持って大切に使うように、窯元や作られた工程に関心を持つことで、販促品の器そのものにも愛着が沸いています。
アルヴァ・アアルトのデザインした家具も、アイノ・アアルトがデザインした柄の波佐見焼の器も、長く大切に使いたいと思います。
コメント