BRAUN Alarm clock
10年ぶりに目覚まし時計を新調しました。
ブラウンのデジタル時計【BC09G】。
【BNC009】は10年間、ほぼ毎日アラームをセットして使用してきた電波時計。
電波を受信して時刻を刻みつづけ、10年経ったいまも時刻の表示には問題ありません。
アラームをONにすると上部のスイッチが持ち上がり、ディスプレイにスピーカーマークも表示されます。
ですが、上部のボタンでバックライトのON／OFFやアラームボタンのON／OFFを繰り返してきたため、ボタンの調子が悪くなってきたようで、アラームがセットできないこともしばしば。
というわけで、古い【BNC009】は電波時計として使うことにして、目覚まし時計は【BC09G】を新調です。
100th BC09G
【BC09G】は4年前、2021年にブラウンが100周年を迎えたときに登場したスペシャルモデルの限定カラー。
100周年限定パッケージ。
現代に目覚まし時計に需要がないのか、ブラウンらしくないカラーに需要がないのか、未だに在庫がありました。
（発売当初、日本では限定100台の予定だったとか。）
4年前のモデルですが、100周年記念の特別仕様で、スペシャルモデルの保証期間は購入から5年間。
通常の保証期間は1年間です。
シンプルなデザイン
前面にはデジタル表示の保護フィルム。
設定ボタンは背面にあり、電池は単三電池1本。
電池ボックス部分がスタンド代わりで、背面にやや傾斜。
前面、天面、側面はフラットですっきりしたデザインです。
仕様・操作
上部に【スヌーズ／ライト スイッチ】、背面にアラームON／OFFの【スライダー】、時刻やアラームを設定するスイッチとボタン、リセットボタン。
【設定スイッチ】を時計にスライドし【＋ー】ボタンで時刻設定、ベルにスライドし【＋ー】ボタンでアラーム時刻設定。
【スライダー】を上にスライドすると、アラーム ON、下にスライドするとアラーム OFF。
上部の【スヌーズ／ライト スイッチ】に触れるとバックライトが点灯、アラームが鳴っているときに触れるとアラームが一旦止まり、5分後に再び鳴ります。（スヌーズ機能）
愛用品のリピート
実のところ、10年前に購入したものと同機能の時計が欲しかったのですが、電波仕様ではなくなってました。
そして、未使用の新品とはいえ、新古品とも言える4年前の100周年モデルを価格改定後の価格で購入することに抵抗があったのも事実。
それでも、これまでのブラウンの目覚まし時計が気に入っていたので、すごく迷って購入。
なんのことはない、使い始めたら良かった。
10年来の愛用品よりも使い勝手もデザインもシンプルになっていて、グレーはとてもいい色でした。
上部のボタンが迫り出すこともなく、側面にボタンもない。
上部のボタンがアラームとライトを兼ねていたこれまでは、夜間に目が覚めて時刻を確認するためにバックライトを点けると、誤ってアラームをOFFにしてしまう心配がありましたが、ボタンが別になったので操作を誤る心配もない。
リピートしたいほどのお気に入りだった愛用品よりも、使い始めたら使い勝手が良かった。
慣れるまでは寝起きに背面のスライダーを操作するのに手間取りましたが。
購入は、10年前と同じお店でリピートしました。
そして、10年間アラームクロックとして使ってきたBNC009はこれからも電波時計として愛用していきます。
使い続けたいものを
寝室にスマホを持ち込みたくない古いわたしにとっては、シンプルな目覚まし時計がやっぱり欠かせない。
アナログ時計も好きだけど、アラームをセットするならやっぱりデジタルがいい。
欲を言えば、これまで通りに電波時計なら尚良かったのだけど。
寝室には、主人用のアナログのアラーム機能付きテーブルクロックもありますが、主人を起こすのはわたしの役割なので、目覚まし時計の役割を果たしているのはわたしを起こすブラウンのデジタルアラームクロック。
買い替えに当たり、デジタル表示の目覚まし時計を探してみたけれど、いまどきはスマホのアラームで十分なのか、選択肢があまりないように感じました。
そして、やっぱりブラウンのアラームクロックが好きです。
リピートして良かった。
これが壊れてしまうころには、もっと選択肢が少なくなっているかもしれないと思うと、ちょっと悲しい。
ひとまず、100周年モデルは5年間の保証がついているから、しばらくは安心ですが。
お気に入りのインテリアなら、家具も小物も、時代に合わなかろうが、オシャレじゃなかろうが、自分が好きという理由でずっと使い続けられるけれど、作られなくなってしまった電化製品は、壊れてしまったらもう使えない。
寝室のテーブルランプのハロゲン電球も、いつまで作られ続けるのかを考えると少し不安になる。
どんどん便利で新しい仕様が生まれるのもいいけれど、古くていいものが愛され続ける世界であってほしいものです。
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