日本橋 玉ゐ あなご専門店
もうすぐ土用の丑の日ですが、、、
うなぎの重箱ではなく、あなごの箱めしを食べに行ってきました。
【あなご専門店 日本橋 玉ゐ】室町店の参のせです。
コロナ禍に足が遠のいて以来、久しく食べに行っていませんでしが、江戸前穴子の旬の到来にあわせ、久々に堪能してきました。
【日本橋 玉ゐ(たまい)】は、熟練の江戸前寿司職人が結集して創業した穴子の専門店。
お品書きももちろん穴子づくし。
日本近海の旬の天然穴子が仕入れられていて、初夏からは江戸前穴子。
穴子の旬は、春に瀬戸内からはじまり、初夏から江戸前、晩夏から常磐・仙台、冬には対馬へと移り変わります。当店で使用しているあなごは、全てその時期の旬の天然物を仕入れています。
日本橋 玉ゐ(たまい)あなご専門店としてのこだわり より
いつ行ってもその時期で一番美味しい天然あなごを食べられますが、夏季限定の味わいもいただいてきました。
穴子のお刺身始めました
夏の暑い中、訪ねた目的のひとつはこれ。
7月~10月にかけて、期間限定で提供される【あなごのさしみ】。
コリコリとした食感の白身のお刺身。
敢えて他のお魚に例えるなら、カレイやヒラメのえんがわのような歯ごたえと旨味。
玉ゐでしか食べたことがない穴子のお刺身ももちろん久しぶり。
やっぱり美味しかったです。
箱めし
【玉ゐ】の看板の品は【箱めし】。
箱状の長方形の器に、ご飯が盛られ、あなごが乗ってます。
箱の大きさは、【小箱】、【中箱】、【大箱】の3サイズ。
あなごの仕上がりはふっくら柔らかな【煮上げ】、香ばしく焼き上げた【焼き上げ】、煮上げと焼き上げ1枚ずつが乗った【合いのせ】の3通り。
煮上げ
ふんわりふっくらとしたあなごのやわらかさを楽しみたい方におすすめの食べ方です。焼き上げ
香ばしく焼き上げたあなごの風味を楽しみたい方には焼き上げがおすすめです。※合いのせ
日本橋 玉ゐ 箱めし美味しい召し上がり方 より
めそ箱・中箱・大箱は、煮上げ1枚、焼き上げ1枚ずつが乗ったお得なお召し上がり方もお楽しみいただけます。
その他、成魚の中でも小ぶりのあなごを使用した【めそ箱めし】、室町店では三種盛り【参のせ】もお好みに合わせて選べます。
香の物、お椀、お出汁
香の物、お椀、薬味(柚子、ごま、わさび、ねぎ)付き。
+200円で【出汁】を付けると、食事の後半にアツアツで運ばれて来る、あなごの焼き骨からとったお出汁でお茶漬けを楽しめます。
参のせ(煮上げ、焼き上げ、蒲焼き)
室町店限定の【参のせ】は、中ぶりのあなごを、煮上げ、焼き上げ、蒲焼きで仕上げた三種盛り。
ご飯の上にきざみのり、その上に穴子が3尾。
仕上がりの異なる穴子を食べ比べできます。
そのまま→薬味→お茶漬け
お品書きには【箱めし美味しい召し上がり方】も紹介。
まずはあなごだけで、季節ごとに旬の産地でとれたあなごを味わう。
合いのせや参のせなら、仕上げの違いも楽しめます。
次に五種類の薬味で味わう。
薬味は、柚子、ゴマ、わさび、ネギ、そして山椒。
後半はあなごの焼骨からとったお出汁でお茶漬け。
お出汁は鉄瓶に入って、後から運ばれてきます。
お椀にあなごを移し、薬味を添え、あつあつのお出汁をかける。
追加料金200円で味わえる、締めのお茶漬けも絶品。
穴子を味わい尽くして完食です。
江戸前の旬を味わう
ずいぶん久しぶりに食べた玉ゐの箱めし。
美味しかった!
いままで参のせを注文したことはなかったのですが、コロナ禍に「食べたいものをいつでも食べに行けるとは限らない」ことが身に染みていたので、次に行ったら食べようと思っていた参のせ。
『あなごの美味しさを江戸の文化として継承していく思い』をしっかり味わわせていただきました。
これからも老舗ののれんが守られていきますように。
夏季限定のあなごのお刺身も美味でした。
丑の日は冷凍庫にしまってあるお取り寄せうなぎの蒲焼きを解凍して食べますが。
夏バテしないよう、しっかり食べましょう!
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