ファスナー付き枕カバー
ファスナー付き枕カバーの作り方のご紹介です。
外側から見えにくいコンシールファスナーを付けたスッキリシンプルなピローケース。
ファスナー付けには専用のアタッチメント(コンシールファスナー押え)を使用。
ファスナー無しカバーは別記事でご紹介しています。
材料 43cm×63cm用
生地は前面と背面各1枚(45cm×65cm)、コンシールファスナー1本(56cm以上)。
生地の四辺にロックミシンをかける。
コンシールファスナーは入れ口の幅に合わせて全長約59cmのファスナー(YKKコンシールファスナー 56cm)を使用しましたが、生地の横幅より長いファスナー(70cm)を使用すると、端の処理がしやすく、より簡単に取り付けられます。
【56cm】YKKコンシールファスナー 薄地(2cc) 色:白・ベージュ系 全86色 ≪30本までメール便OK≫
【70cm】YKKコンシールファスナー 薄地(2cc) 色:白・黒 ≪15本までメール便OK≫
生地巾よりも長いコンシールファスナーを付ける方法はクッションカバーの作り方の中でご紹介しています。
コンシールファスナーの付け方
生地を中表に合わせる。
ファスナー付け位置を縫い合わせる。(縫い代1.0)
両端7cmずつは返し縫い。
開口部はしつけ縫い。
しつけは手縫いまたは、解きやすい縫い目でミシンをかける。
大きな目(5mm)でミシンで縫いました。
縫い代を割り、アイロンで整える。
片端4cmほど残し、縫い代に待ち針でファスナーを留める。
コンシールファスナーをしつけ縫い。
開口部のしつけを取り、ファスナーを開ける。
ミシンのアタッチメントをコンシールファスナー押えに付け替えてファスナーを縫い付ける。
アタッチメントはミシンに合うものを使用。
ブラザーミシン【F080AP】ブラザー家庭用ミシン用『コンシールファスナー押え』 コンシールファスナー押さえ実用ぬい押さえ【F004N】改良版
ファスナーのしつけを取る。
ファスナーを閉める。
止め金具を開口部の端までスライドさせる。
止め金具をペンチで留め、ファスナーを切る。
ファスナーの取り付け完了。
ファスナーを閉めるとファスナーが隠れ、表側にはスライダーだけが見えます。
ファスナーを開けて縫い合わせる
ファスナーを開け、中表に合わせる。
三辺を縫い合わせる。(縫い代1.0)
縫い代を折ってアイロンで整え、ファスナー口から表に返す。
完成。
枕を入れ、ファスナーを閉じると外側からはスライダーだけが見えます。
サイズ違いを作るときには、完成品サイズに縦横それぞれ2cmずつ足した布2枚と、入れ口の幅に合わせた長さのコンシールファスナーで作れます。
使い方に合わせて枕カバーのタイプを選ぶ
ファスナー付きのカバーは生地の無駄が少なく、見た目がスッキリ仕上がります。
ファスナー無しの枕カバーは生地量がやや多くなりますが、直線縫いだけで簡単に作れ、中身の出し入れもしやすいので、毎日洗い替えるカバーに最適。
素材や用途に応じてカバーも使い分けできると便利です。
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