クリスマスプレゼント完成
主人のクリスマスプレゼントが完成しました。
マリメッコの生地で作ったメンズシャツです。
Maija Isola Mänty 1959
テキスタイルはマイヤイソラがデザインした【 Mänty (マンデュ 松の木 1959年)】。
64年前のデザイン。
針のような形態の葉が繊細に描かれ、全体に枝葉を広げています。
マリメッコの公式サイトで1950年代から現在までの【プリント作りのアート】を紹介している【 Maripedia (マリペディア)】によれば、『繊細で自然主義的なMänty(松の木)の模様』。
Mänty(マンデュ)1959年
1950年代後半、Maija Isolaは、彼女の深い自然への愛情を表現するモチーフを用いて、マリメッコプリントの幅広いシリーズをデザインした。その中には、繊細で自然主義的なMänty(松の木)の模様も含まれていました。
マリメッコ 日本公式オンラインストア Maripedia Mänty より
マンデュは現行品ではなく、10年近く前にフィンランドを旅行した際、マリメッコのファクトリーショップで買った生地です。
テーブルクロスかシャツか
10年近く前に購入した生地をなかなかハンドメイドに活用できなかった理由は、もう買えないであろう生地を切るのがもったいなかったこと、大柄なデザインを活かせるか不安だったこと、クリスマスの季節のテーブルクロスに良さそうだと思っていたこと。
クリスマスツリーの飾り付けを始めたころにシャツ作りに取り掛かったので、裁つ前の生地をテーブルに広げ、クリスマスツリーをバックにしたらやっぱり良かった。
でも、やっぱり縫って良かった。
この大柄なデザインでシャツを縫う決心ができたのは、スコープさんの大胆なレモン柄ファブリック【LEMON】でシャツを縫ったこと。
レモンのシャツを主人が気に入ってくれたというのもあるけれど、テキスタイルのデザインに魅力があれば、あとはシンプルに形作るだけでいいと思えたのが大きい。
テキスタイルの中心は背中心に。
テキスタイルの耳にプリントされていた情報はヨークに残してます。
ステッチの位置やタックのいれ方はその時々で変えていますが、基本的なパターンはここ数年ずっと同じ。
同じ形でも、素材が変わると完成品の印象もずいぶん変わる、と思う。
マリメッコの生地はやっぱり魅力的です。
実作業時間は3日間程度でしたが、クリスマスツリーの飾り付けを始めたころから作り始めて、まとまった時間を取れないまま数週間。
なんとかクリスマスに間に合って良かった!
これにて、2023年のソーイング納めです。
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