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【グスタフスベリ】ベルサの復刻版とヴィンテージどっちがいい?違いと共通点と魅力【 BRESA 】

tableware

BERSÅ GUSTAVSBERG ・ GUSTAFSBERG

復刻版ベルサのティーカップ&ソーサーを使い始めてからそろそろ3カ月。

6月の楽天スーパーセールで購入したグスタフスベリ陶磁器の復刻版ベルサのティーカップ&ソーサーと18cmプレートです。

大きなティーカップ&ソーサーはミルクをたっぷり入れたカフェオレにもちょうどいい大きさ。

購入前はとても迷っていたベルサの復刻版でしたが、いまではすっかりお気に入り。

ティーカップ&ソーサーとしてだけでなく、カフェオレボウルとしても愛用しています。


Gustavsberg(グスタフスベリ)ティーカップ&ソーサー スティグリンドベリ Stig Lindberg ベルサ スリサリブ アダム エヴァ サリックス レッドアスター


Gustavsberg(グスタフスベリ)プレート 18cm スティグリンドベリ 復刻版 ベルサ スピサリブ アダム エヴァ サリックス ブルーアスター レッドアスター ボーンチャイナ

リンドベリの代表作

Stig Lindberg (スティグ・リンドベリ)の代表作でもある【BERSÅ (ベルソー)】のテーブルウェアは1960年-1974年代にGustavsberg社で製作されていました。

【BERSÅ】とは、スウェーデン語で庭などの草花に囲まれたテーブルスペースを指す言葉で、緑の葉に黒い葉脈がくっきりと描かれたたくさんのテーブルウェアが並ぶと、テーブルそのものが草木に囲まれたように見えます。

70年代までに様々なテーブルウェアが作られ、カップ&ソーサーの種類も複数あったようです。

リンドベリ展ではかなり大きなカップ&ソーサー(左奥の水差しの隣)も展示されており、復刻版のティーカップ&ソーサーはこのサイズに近いのかもしれません。

復刻版とヴィンテージの違い

ベルサのカップ&ソーサーはヴィンテージも愛用。

カップもソーサーも、復刻版の方が一回り大きく、カップの容量も異なります。

ヴィンテージのカップは170mlほど、復刻版は250mlほどが適量。

形状や柄プリントも異なっていて、デザインのバランスが違います。

復刻版のカップはやや口が外に反り、カップやソーサーが大きい分、葉の数も多いです。

ボーンチャイナとクリームウェア

大きさや形状だけでなく、材質が異なっているため、色味や厚みにも違いがあります。

ボーンチャイナ(磁器)の復刻版は薄く、透明感のある白で、クリームウェア(硬質陶器)のヴィンテージはやや厚みがあり、透明感はありません。

素地の白の色味が異なるため、真っ白なクリームウェアにプリントされた葉はより鮮やかな緑に感じられます。

材質の違いはバックスタンプで分かります。

ヴィンテージは【FLINTGODS】(クリームウェア 硬質陶器)、復刻版は【BENPORSLIN】(ボーンチャイナ 磁器)。

バックススタンプのデザインやアルファベット表記も異なり、復刻版には【GUSTAFSBERG】と表記されています。

共通点

小さなコーヒーカップ&ソーサーはヴィンテージもボーンチャイナです。

クリームウェアとボーンチャイナでは素地の白の色味が異なり、柄プリントの色味も違って見えますが、同じボーンチャイナなら、ヴィンテージと復刻版の質感や色味はあまり変わりません。

創業当時からの製造方法を現在に引き継いで生産されていることがうかがえます。


北欧ヴィンテージ Stig Lindberg ベルサ コーヒーカップ &ソーサーGUSTAFSBERG グスタフスベリ BERSA

復刻版のいいところ

形状や柄プリントのバランスはヴィンテージのベルサが好きですが、食器としては、クリームウェアよりもボーンチャイナの質感が好きです。

スティグ・リンドベリの復刻版シリーズとして揃えて使えるのも復刻版のいいところ。

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【PRUNUS】も【BERSA】と同時期に作られていたデザインの復刻版です。

どちらも時を経て尚、変わらずに人気を誇るリンドベリのデザインの2020年代の今の形。

形を変えながら、これから先もきっと愛され続けていくのでしょうね。


【復刻版】 グスタフスベリ プルーヌス 494-08/3 ティーカップ&ソーサー GUSTAVSBERG Prunus


【復刻版】 グスタフスベリ プルーヌス 494-03 プレート 18cm GUSTAVSBERG Prunus

凹凸のあるカップ

復刻版ベルサのカップの裏側には凹凸があり、接地面より少し浮き上がる少し不思議な形。

カップ裏側の凹凸がソーサーの窪みに収まり、ソーサーの上で綺麗に見えます。

デザインなのか、製造工程上の理由なのか、接地面に温度を伝えないためなのか、カップの形状の意図は分かりませんが、復刻版の特徴のひとつです。


Gustavsberg(グスタフスベリ)ティーカップ&ソーサー スティグリンドベリ Stig Lindberg ベルサ スリサリブ アダム エヴァ サリックス レッドアスター

魅力の変化を楽しむ

長く愛され続けているデザインは、テーブルウェアなどの小さな物に限らず、家具や照明などの大きな物まで、時間の流れの中で少しずつ変化しながら作り続けられています。

生産技術や時代の変化によって、デザイナーがデザインした初めの形とは違っているものも少なくないですが、その中に普遍的な美しさが残っているからこそ、変わらずに人々を魅了し続けているのかもしれません。

ヴィンテージがいいか、復刻版がいいか、いつ作られたものがいいか、そう論じられる物は、その時点で既に時の流れに負けない普遍的な価値を持っているのでしょうね。

どちらがいいか、ではなく、時代の変化とその時々の特徴の意味を考えながら、違いを楽しみ、手にした物を大切にしていきたいと思います。

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