2021年イッタラの価格改定前に
もうすぐ2021年も終わり。
今年は12月1日にイッタラの価格改定があり、バードの多くも値上がりしました。
現行の【Birds by Toikka】の中でも一番大きな部類に入る【Curlew(ダイシャクシギ)】もそのうちのひとつで、値上がりもまた大きな部類。
66,000円→75,900円(税抜)。
いつか欲しいと思っていたダイシャクシギではありましたが、価格改定前に手に入れるのは無理そうだと諦めていたとき、スコープさんに再入荷。
本店と楽天市場店で合わせて33羽が個別販売され、価格改定前に個体を選んで購入することができました。
商品リンク:scope 個別販売一覧 イッタラ / バード バイ オイバ トイッカ Curlew [iittala / Birds by Oiva Toikka]Birds by Toikka Curlew
ダークパープルのボディーに波打つような模様と、上から見ると分かる、ちょっと横を向いた首が特徴的なバード。
表面はサンドブラスト加工でマットな仕上がり。
腹部には【O.Toikka IITTALA】の刻印入り。
頭部もマットな加工がされていて、くちばしの透明感が引き立ちます。
深い紫色は光を透かすとほんのりと赤味を帯びるとても落ち着いた色味。
大きな体と独特な模様を持ち、マットで深い色味のバードはインテリアとしての美しさもまた格別です。
表紙を飾る一羽
【Curlew(ダイシャクシギ)】が欲しいと思っていた大きな理由のひとつは、オイバ・トイッカのバードを集めた作品集【BIRDS BY TOIKKA】の表紙のバードであったこと。
この本を手に取るたびにまず目に入るバードで、ページをめくって探さなければならない他のバードと違い、”BIRDS BY TOIKKA の象徴”であるかのように思えてきて、”いつかは迎え入れたい憧れのバード”となっていました。
もちろん、表紙に写されているその姿の美しさがあってこその憧れなのですが、もし、表紙が違うバードだったなら、思い入れもまた違っていたかもしれませんね。
それでも、初めて見るものを親鳥と思い込んでしまう雛鳥のように、一番最初に目にするバードを特別な鳥と思い込んでしまうのも自然なことだったようにも思います。
黒のダイシャクシギ、白のオオハクチョウ
2021年は大きなバードの当たり年でした。
ダイシャクシギと同じく、大きく美しい存在感のあるオオハクチョウに出会ったのも2021年。
既に日本のイッタラでは取り扱いが終了しているオオハクチョウ【Whooper Swan white】をイッタラ アウトレット店で購入。
バードは個体差が大きいので、サイズはそれぞれの個体でずいぶん異なりますが、大きさはそれぞれ、実測値でダイシャクシギが約314×182mm、オオハクチョウが約305×185mm。
オイバ・トイッカの作品集【BIRDS BY TOIKKA】に表記されているサイズは、それぞれ【CURLEW 350×195mm】、【SWAN 330×210mm】。
作品集に記載されているサイズよりもどちらもひとまわり小さいですが、それでも十分な存在感のあるバード。
そして、どちらもサンドブラストでマットなボディーと、質感の異なる長く美しいくちばし。
ボディーの色は対照的なホワイトとダークパープル。
インテリアの主役になる大きさと美しさを備えた2体です。
インテリアの主役になれる大きなバード
このバードに憧れていたもうひとつの理由はサイズ感。
全長約30cmにもなる大きなバードはかなりの存在感があります。
華やかに飾り付けられたツリーや大きな枝を挿したフラワーベースと並べても見劣りしない存在感。
純粋な大きさ比べでは敵わない相手もいますけれども。
ですが、目に表情がうかがえるUhuu(ウーフー)はリビングの主といった風格で、大きすぎるその姿で居場所も限られてしまうので、インテリアの主役とは違います。
置き場所を選べるサイズ感はインテリアとしての大切な要素のひとつ。
ダイシャクシギは様々な場所に置きやすく、装飾としての美しさが存分に引き立つ絶妙なサイズ感。
すらっと伸びる首やくちばしの造形、全体に配された模様や色使いには独特な存在感があり、深みのある紫色には落ち着きを感じます。
インテリアの主役になれる大きさと美しさを兼ね備えたバードです。
季節のインテリア
深く落ち着いた色味のダイシャクシギはキャンドルライトとの相性も良く、冬の長い夜との相性もいいバードでした。
わが家のリビングに置いてから、まだ1ヵ月ほどですが、寒い季節によく馴染む落ち着いた印象。
賑やかなインテリアの引き締め役にもなっていました。
シルエットが美しいバードが一羽いるだけで、リビング全体の印象も変わる気がします。
年末年始はインテリアが華やかになる時期。
わが家のリビングはいまの季節が一番賑やかです。
2021年のお正月準備のときにはホワイト アイビスをメインに置きましたが、2022年をどんな飾りつけで迎えるか考えているところ。
白鳥は、イッタラの本国フィンランドでは春になると戻ってくる鳥であり、日本では越冬のために冬に訪れる鳥でもあるので、春を待つ冬のリビングにオオハクチョウを置くのもいいかなと思ってます。
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