DeLonghi icona 便利な温度設定機能
デロンギの電気ケトル【icona(アイコナ)】を新調しました。
温度設定機能のなかったアイコナから、温度設定機能付きアイコナへの買い替えです。
新しいアイコナは飲み物に合わせた温度設定でお湯を沸かすことができ、保温機能も付いています。
ケトル本体に水を入れて電源ベースにのせて電源を入れ、沸かしたい温度のボタンを選択。
温度設定は、50、60、80、95、100℃の5段階。
50~95℃の温度設定時は、保温ボタンを押せば保温も可能。
選択した温度に達すると、ピーピーピーと3回鳴って自動的に加熱が終了して保温。
ケトルを持ち上げると、保温機能は解除されます。
細口のケトルなので、コーヒーのドリップに適した95℃に設定して沸かせば、そのままドリップできます。
温度設定は大まかな5段階ですが、デロンギ公式サイトにはお茶の種類に応じた適温の紹介もあり、日々の暮らしでの使い分けには十分な分類。
ボタン一つで湯沸かしの温度設定ができ、コーヒーやお茶を楽しむのにぴったりな電気ケトルです。
温度設定 | お茶の種類 |
50℃ | 玉露 |
60℃ | 玉露、煎茶 |
80℃ | 煎茶、抹茶 |
95℃ | 中国茶・台湾茶(緑茶) インド・ダージリン 春摘み紅茶 |
100℃ | 中国茶・台湾茶(烏龍茶) 紅茶全般 ハーブティー 玄米茶 ほうじ茶・番茶 |
デロンギ アイコナ 温度設定機能付き電気カフェケトル ホワイト[KBOE1230J-W]| delonghi
電気ケトルの故障と買い替え
温度設定機能のないアイコナの故障をきっかけに、新しい電気ケトルへの買い替えを検討。
わが家の電気ケトルの使い方を考えて、必要な機能や容量などを決めました。
3年間愛用したアイコナの故障
これまで愛用してきたデロンギのアイコナは、ケトル本体にスイッチがあり、ベースに置いてスイッチを下げるとお湯が沸騰するシンプルなモデル。
2018年10月から3年ほど愛用してきましたが、ケトル本体をベースに置いてスイッチを下げても反応しなくなってしまいました。
ケトル本体とベース部分の接続部が変形。
ラッセルホブスの電気ケトルから買い替えたときと同じ。
物理的に変形してしまった電化製品を使い続けるのは危険なので、仮に一時的に使えるようになったとしても買い替えるべきだと思うのですが、ケトル本体の底部分の突起の変形をペンチで戻しても電源は入りませんでした。
3年間で本体の色はやや黄ばみ、注水口の縁の塗装が少し剥げ、全体的に劣化。
大容量1Lの細口電気ケトルはとても便利で気に入っていましたが、劣化や故障もあったので、しばらくはポットでお湯を沸かし、他社製品も含めて買い替えの検討を始めました。
デロンギ アイコナ 電気カフェケトル ホワイト [KBOE1220J-W]| delonghi
暮らしに合わせた機種選び
わが家で主に電気ケトルでお湯を沸かすのは、コーヒーのドリップ時とポットでお茶をいれるときなので、コーヒーやお茶など、飲み物によって異なる適したお湯の温度に対応できる温度設定機能付きの機種で検討。
電気ケトルの容量は、よく使うティーポットの最大容量を目安にしました。
愛用の東屋のティーポットの容量に合わせて、電気ケトルの容量も1L以上。
コーヒーをドリップするときには、細口の注ぎ口が便利です。
電気ケトルの注ぎ口が細口なら、沸かしたお湯をドリップケトルに移し替えることなく、電気ケトルのままでドリップできます。
・温度設定機能付き
・容量1L以上
・細口ケトル
全ての条件に当てはまる電気ケトルが他にほとんどなかったこともありますが、これまで愛用してきたアイコナの温度設定機能付きモデルへの買い替えを決めました。
1Lの電気カフェケトル
1-温度設定機能付きベース(設定可能温度:50-60-80-95-100℃、保温機能付き)
デロンギ アイコナ 温度設定機能付き電気カフェケトル KBE1230J 外箱記載内容
2-特殊な表面塗装
3-注ぎやすさにこだわった、注ぎ口
4-見やすい水量計
5-電源ベース/コードホルダー
6-自動電源オフ機能付き
新旧アイコナの違い
これまでと容量や形状は同じですが、購入時期や機能が異なるので新旧のアイコナで異なる点も多くありました。
古いアイコナも購入時は白でしたが、3年間の使用で色がクリーム色に変色。
温度設定機能付きのアイコナはベースのボタンで電源のオン/オフや温度設定をするので、ケトル本体には電源スイッチはありません。
ケトル内部も違いました。
新しいアイコナは底に突起、古いアイコナは持ち手側にバー。
製造時期の違いのためか、機能の違いのためか、異なる理由は分かりませんが、ベースとの接続部の形状はずいぶん異なっていました。
新しいアイコナは中央の芯を中心に三重にある囲いが旧アイコナにはひとつ。
中央部分が変形して壊れてしまったことを考えると、新しい形状の方が変形しにくそうに見えます。
ベース側の接続部もケトル本体の形状に合わせ、新しいアイコナの方が大きいです。
ベースそのものの大きさも異なり、温度設定機能付きベースの方が一回り大きく、厚みもあります。
ベースの底面はどちらもコードを巻き付けられるホルダー状です。
温度設定機能付き アイコナ KBOE1230J
温度設定機能付きアイコナの電源ベースのサイズは直径約21cm、高さ約3cm。
ケトル本体を含めると、幅約27cm、高さ約25cm。
お湯を沸かせる最小水量は0.2L、最大水量は1.0L。
ケトルの中身の水量は水量計で確認できます。
電源プラグをコンセントに差し込み、ケトル本体に水を入れてお湯を沸かします。
ケトル本体に0.2~1.0Lまでの水を入れ、電源ベースにのせて電源ボタンを押す。
ピーと鳴って電源ボタンが赤く点灯。
飲み物の温度に合わせて温度設定ボタンを押す。
ピーと鳴って、選択した温度設定ボタンが青く点滅。
選択した温度に達するとピーピーピーと3回鳴って自動的に加熱が終了して選択したボタンが青く点灯。
飲み物 | おすすめの温度 |
玉露 | 50、60℃ |
煎茶 | 60、80℃ |
中国茶 | 80、95℃ |
コーヒー | 95℃ |
紅茶/ハーブティー | 95、100℃ |
玄米茶、ほうじ茶、番茶 | 100℃ |
50~95℃の温度設定時に保温ボタンを押すと、保温ボタンが赤く点灯して、設定温度で保温されます。
ケトルを持ち上げると保温機能は解除。
100℃が選択されているときは保温機能は設定できません。
暮らしを楽しむ電気ケトル
容量や形状はこれまでと同じですが、温度設定ボタンひとつで簡単に温度設定ができるようになり、お茶を入れるのが楽しくなりました。
沸かしたお湯を茶葉に合わせて適温に冷ますことも、美味しいお茶を準備する楽しみとも言えますが、手軽に適温のお湯を準備できると、いろいろなお茶を手軽に楽しめるようになります。
機種選びの際には、温度を1℃刻みで自由に設定できる方がいいかな?と思ったのですが、実際に使ってみると、ボタンひとつで大まかな温度設定ができる電源ベースがとても便利でした。
温度設定ができなかった以前のアイコナよりも電源ベースはやや大きくなりましたが、シンプルなデザインで邪魔になることもなく、これまでと同じ場所に置けました。
色も以前と同じホワイトなので見た目には大きな変化もありません。
ブラックに変えても良かったかも?
デロンギ アイコナ 温度設定機能付き電気カフェケトル ブラック[KBOE1230J-GY]
年末の慌ただしい時期の故障には少し戸惑いましたが、思いがけず、新しい家電で気分も一新。
機能や使い勝手が変わっても、3年前にデロンギのアイコナを使い始めたときから変わらず、やっぱりこのデザインがお気に入り。
電化製品は機能が増えると故障の心配も増えますが、長く使えるように、ケトル本体とベースの接続部分の変形には十分に気を付けて丁寧に扱わないといけませんね。
コメント