Oiva Toikka FRUITS & VEGETABLES
イッタラ アウトレットでオイバ・トイッカのフルーツ&ベジタブルを買いました。
時代を経て色褪せないデザインが、現在のイッタラによってリニューアルされた7種類。

インテリアに深みと奥行きを与えてくれるような、落ち着いた色味のガラスで表現された果物と野菜。
・アップルボトル クランベリー
・アップルボトル デザート
・パンプキン イエロー
・オニオン グレー
・ナス ダークライラック
・ズッキーニ モスグリーン
・グレープ レイン
ここ数年のイッタラのガラス製品でよく目にする色彩です。
裏側には【O.Toikka IITTALA】の刻印と【i】マークのシール。

オイバ・トイッカの作品集の中で1989年以降に登場するガラスの果物と野菜にはヌータヤルヴィのシール。
色味も現行の果物や野菜とは雰囲気が少し異なっていますが、遊び心たっぷりのデザインは色彩が変わっても、新鮮な面白味があります。

本の中で芸術品として見るのも楽しいですが、技術を受け継ぐ職人さんたちがいて、デザインも受け継がれ、本の中の写真を眺めるだけでなく、暮らしの中で手に取ることができるものもまたやはり楽しいです。
どれが一番?
フルーツ&ベジタブル コレクションは身近な果物や野菜をモチーフにしたオブジェなので、インテリアに取り入れやすいです。
アウトレット価格で全7種揃っていたこともあり、まとめて揃えましたが、インテリアのイメージに合わせて選び方や組み合わせ方を考えるのも楽しいです。
抽象度と躍動感と透明感
7種の中からインテリアにひとつだけ選ぶなら、ズッキーニを選びます。

色味やサイズ感が幅広く扱いやすい1点。
置き場所に余裕があるならば、ややサイズが大きいグレープ。

どちらも、単体で見てすぐに何かを言い当てるのは難しい形かもしれませんが、抽象的な形だからこそ、形の意味を考えずに色やガラスの透明感を純粋に楽しめます。
ねじりやガラスに入ったラインで動きを感じられるのも魅力です。
組み合わせで奥行きを感じる
高さの変化や、色の濃淡は、組み合わせることででインテリアに奥行きや動きを与えてくれます。

オニオンはシンプルな形ですが、模様のあるガラスは透明度の高いガラスとは異なる面白さがあります。
ナスも高さがあって深みのある色なので、組み合わせでインテリアに奥行きを与えてくれるもの。

高さや色の変化があるとインテリアに動きが生まれます。
具体性はアクセント
具体的に分かりやすいものはアクセントに使いやすいです。

パンプキンなら、ハロウィンの季節のインテリアのアクセントにもなる。
目を引くような鮮やかな黄色も視線を集めるポイントに便利。
アップルボトルも単体でも十分にアクセントとして使える色や形。

特にクランベリーは印象的な色なので、注目を集めたいときには効果的。
組み合わせを楽しみたい時には淡い色や薄い色、深い色などを選ぶと扱いやすいです。
抽象度の高いものほど組み合わせで引き立ち、具体的なものほど分かりやすいアクセントになるので、色や形の取り入れ方でインテリアに幅が生まれます。
組み合わせを楽しむ
秋のリビングにさっそくフルーツ&ベジタブルを並べてみました。

ひとつひとつとても魅力的ですが、組み合わせることで違った魅力を感じられるのも、フルーツ&ベジタブル コレクションの面白さです。
同じ場所のディスプレイでも、単体で置くのと、まとめて並べるのとでは印象が変わります。

寒色で静的な印象のオブジェも、いくつも並べると、豊かな実りの季節を感じさせる動的な印象に変化。

縮尺の異なる様々な果物や野菜を重ねることで、奥行きが生まれます。
鮮やかなクランベリーのアップルボトルはひとつでも十分な存在感。

ダークライラックのナスやグレーのオニオンは、ガラスのインテリアとの組み合わせの相性がいいです。
落ち着いた色味の中に置いたパンプキンは黄色の鮮やかさが映えます。

クリスマスツリーを飾るまでのしばらくの間、ガラスの果物と野菜がリビングのインテリアの主役。
今年のツリーにはアップルボトルの形のオーナメントも飾る予定なので、クリスマスのインテリアでもフルーツ&ベジタブルが活躍しそうです。
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