STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO
目黒の【スターバックス リザーブ ロースタリー 東京】へ行ってきました。
スターバックス リザーブのコーヒー豆の焙煎所であり、様々な種類の豆を様々な抽出方法で一杯一杯コーヒーを淹れて提供もしている、コーヒーのテーマパークのような場所。
焙煎設備を縦に長く内蔵している銅のキャスクは4階建ての建物の中心を貫いてそびえ立っています。
配管を通って建物内を移動しながら焙煎の工程を経て袋詰めされたコーヒー豆は、日本各地のスターバックス リザーブ取扱店へと出荷。
世界各地の産地から届いた麻袋を開け、焙煎を経て、袋詰めされるまでのコーヒーの旅をまるでテーマパークのような空間で眺めることができます。
一枚の写真には納めきれない施設の情報や、焙煎プロセスの詳細はフロア案内図に記載されています。
COPPER CASK カッパー キャスク
4階の高さまでそびえ立つ、息をのむような壮大な銅のキャスクは、日本の、そして目黒川の桜の木々への敬意のしるしでもあります。
STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO フロア案内図 より
外側は手作業による細工が施され、内側は焙煎設備を縦に長く内蔵しており、職人の技とエンジニアの技術の結晶でもあります。
その堂々たる姿を見上げながら、コーヒー焙煎の魔法をお楽しみください。
フロア案内図は入口すぐのトロリーワゴンに。
1階から4階までのフロア図と各所の説明付き。
2階はお茶を楽しむ【 TEAVANA ティバーナ】、3階はアルコールを提供する【 ARRIVIAMO BAR アリビアーモ バー】、4階はラウンジスペース。
1階にはイタリアンベーカリー【 PRINCI BAKERY プリンチ ベーカリー 】も。
コーヒーとパン、お茶とスイーツ、など、お好みのドリンクとフードを組み合わせ、フロアを移動して好きな場所で過ごし方は自由。
オープンテラスには山形の職人の手による木工椅子が置かれ、中目黒の景色を眺めて過ごすこともできます。
ROASTERY FLIGHT でコーヒー飲み比べ
スターバックス リザーブ ロースタリー トーキョーでは3種類のコーヒーを飲み比べる【 ROASTERY FLIGHT (ロースタリー フライト)】というメニューがあります。
スターバックスリザーブのコーヒー豆3種類と抽出方法を選んで注文。
抽出方法によって金額が異なります。
クローバー | 2,250円 |
ケメックス | 2,250円 |
サイフォン | 2,580円 |
モッドバー プアオーバー | 2,250円 |
コーヒー プレス | 2,250円 |
来店時のおすすめ3種【東京 ロースタリー マイクロブレンド】、【インドネシア グヌン ルセル】、【コスタリカ トレス リオス】を【サイフォン】で注文しました。
抽出前に挽いた豆3種類の香りを比較させてもらえます。
サイフォン式コーヒーメーカーで抽出
香りを比較したコーヒー豆をそれぞれサイフォンで抽出。
抽出の様子は間近で見学もできます。
ランプで加熱された下ボール内のお湯は膨張して、上ボールへと移動。
上ボールにコーヒー粉を入れてかき混ぜ抽出。
コーヒーが抽出されたらランプから離し、冷めると再び上ボールから下ボールへコーヒーが落ちる。
上ボールと下ボールの間にペーパーフィルターがあり、濾過されたコーヒーが完成。
コーヒー粉が残った上部を取り外し、下ボールからコーヒーサーバーへ移し替え、更に保温性の高いポットに移し替えられて出来上がり。
3種類のコーヒーにデミタスカップが添えられて提供されます。
使用するコーヒー豆はスターバックス リザーブ ロースタリー トーキョーで焙煎されたもの。
焙煎から一週間ほど経った飲み頃のコーヒー豆で抽出、提供されます。
3種のコーヒー飲み比べ
3種のコーヒーが注がれたポットと6個のデミタスカップで、主人と二人で飲んできました。
【 TOKYO ROASTERY MICROBLEND 】はブレンド、【COSTA RICA TRES RIOS 】と【 INDONESIA GUNUNG LEUSER 】はシングルオリジン。
同時に飲み比べることでそれぞれに味わいの違いを感じられます。
3種類の中では、【コスタリカ トレス リオス】が一番好みでした。
フードに合わせるなら【東京 ロースタリー マイクロブレンド】。
スタバらしい美味しいブレンドコーヒーです。
一緒にフードも注文しましたが、フードと一緒に注文するならフライト(飲み比べ)よりも相性の良いコーヒーを単品で選んだほうがいいように感じました。
フライトを楽しむなら、フードは注文せずに、コーヒーをじっくり味わったほうが良かったかも?
焙煎したてを量り売りで買える
スターバックス リザーブ ロースタリーではオリジナルグッズの他、焙煎したてのコーヒー豆も買うことができます。
店頭に並ぶのは数日前に焙煎されたばかりのコーヒー豆。
それぞれの焙煎日と価格が表示されており、少量からの購入も可能。
3種類のコーヒー豆を100gずつ買ってきました。
ウィスキーで香りづけがされたバレルエイジドコーヒーは、香りが移りにくいように二重で包装。
コーヒーグラインダーへの匂い移りを防ぐため、バレルエイジドは豆のままではなく粉で購入される方も多いそうです。
外国人観光客も多く訪れるスターバックス リザーブ ロースタリーの豆には英語のカード付きで、日本語のカードももらえます。
飲み頃は焙煎から8日目以降。
パッケージには焙煎日も記載されているので、コーヒーを淹れる目安にもなります。
バレルエイジドコーヒーは焙煎日の記載もなく、購入後すぐに飲み頃。
ウィスキー蒸留に使われた樽(バレル)で生豆を寝かせ(エイジド)、風味付けされてから焙煎されたコーヒー豆からは強くウィスキーが香ります。
グラインダーへの匂い移りが少し心配でもありましたが、少量を何回か挽くくらいならそんなに大きな問題は無さそうでした。
スターバックス リザーブ® ノブクリーク® バーボン ウイスキー バレルエイジド コーヒー グアテマラ
STARBUCKS RESERVE® KNOB CREEK® BOURBON WGISKEY BARREL-AGED GUATEMALAグアテマラの中でも特別なクオリティのロットのコーヒー豆が、ノブクリークのオーク樽からじっくりと木の持つ風味や甘みを吸収し、スムースで甘く、エレガントなコーヒーになりました。コーヒーの深い専門知識と、ケンタッキーの伝統的な蒸留酒製造所のレガシーが出会い生まれたこのコーヒーは、コーヒーの可能性を追究し、更にそこに今までとは違うエクスペリエンスと技術を結集することで、スターバックス リザーブ®のイノベーション スピリットを体現しています。その結果、それぞれの要素を集約したもの以上の、素晴らしいコーヒーが生まれました。
スターバックス リザーブ® ノブクリーク® バーボン ウイスキー バレルエイジド コーヒー グアテマラ 説明カードより
優しい甘さ、豊かなオークに加え、チョコレートやほのかなストーンフルーツのような風味を感じられる1杯です。
カップの中では、今まで存在しなかった風味たちが踊り、コーヒーと蒸留酒という二つの伝統が混ざり合うことで、全く新しいコーヒーの世界を作り出しています。
じっくりお家で味わう
まるでコーヒーのテーマパークのような店内には大勢の人がいて、コーヒー豆が頭上を行き交ったり、ゆっくり飲み比べるには少し慌ただしい雰囲気。
少量ずつコーヒー豆の購入が可能なので、飲み比べのためならお家でゆっくり飲むのもいいと思います。
バレルエイジドコーヒーはしっかりウィスキーが香り、華やかで楽しい味わいのコーヒーでした。
目の前で淹れてもらったサイフォンのコーヒーも良かったけれど、2階のティバーナでお茶も飲んでみたいので、次に行ったら、コーヒーは飲まずに豆を買ってこようかしら?
今年はスターバックスリザーブのコーヒーをいろいろ飲んでみたいと思ってます。
コメント