ファスナー付きクッションカバーの作り方
45cm×45cm のファスナー付きクッションカバーの作り方のご紹介です。
47.5cm×47cm の布2枚と45cm ファスナー1本を使って、ファスナーと縫い目が隠れるように作ります。
型紙は、完成品サイズに縦2.5cm、横2.0cmずつ足すだけなので、40cm×40cmのカバーなら、縦42.5cm×横42cm、50cm×50cmのカバーなら、縦52.5cm×横52cmとなります。
材料
・表布:縦47.5cm×横47cm
・裏布:縦47.5cm×横47cm
・フラットニットファスナー:45cm
布は4辺に端ミシンをかける。
ファスナーが長い場合は45cmにカット。
50cm のフラットニットファスナーを45cmに切って使用しました。
YKKフラットニットファスナー 止め 50cm 《ピンク・パープル・ブルー・グリーン系》
コンシールファスナー付きクッションカバーの作り方は別記事でご紹介しています。
作り方
表布の下部にファスナーを両端1cmずつ開けて中表に付けます。
ファスナーの端に沿って縫うため、ファスナー用の押えを使うと縫いやすいです。
両端1cmずつ開けて縫い付ける。
表布のファスナー付け完了。
裏布と中表に合わせ、裏布とファスナーを縫い合わせる。
裏布もファスナーの端に沿って縫います。
表布と裏布がファスナーでつながりました。
表側には縫い目は見えません。
表布と裏布を中表に合わせ、ファスナーの両端を縫います。
それぞれ、横3.5cm、縦1.5cmずつ両端を縫う。
中身のクッションの出し入れ時にほつれないように、しっかり返し縫をしておきます。
ファスナー付け完了。
両サイドを縫い合わせる。(縫い代1.0cm)
ファスナーを開け、上部を縫い合わせる。(縫い代1.0cm)
ファスナーを閉じたまま縫い合わせてしまうと表に返せなくなるので注意。
縫い代を折り、アイロンで整える。
ファスナー口から表に返す。
ファスナー付きクッションカバー完成です。
完成品
ファスナーは表布と裏布の下に隠れ、縫い目も外側には見えません。
45cm×45cmのヌードクッションをカバーリング。
ヌードクッション 45×45 cm 角型 (ダウン入) [抗菌防臭加工(SEK)マーク取得]
縦縫い代2.5cm(1.0+1.5cm)、横縫い代2.0cm(1.0+1.0cm)を加えるだけなので、ヌードクッションが50cm×50cmなら、縦52.5cm×横52cmの布2枚と50cmファスナー1本でカバーが作れます。
しっかり詰めてハリを出す場合には、カバーを小さく作ります。
ファスナーも目立たず、採寸も簡単です。
縫い目がほつれないよう、クッションの出し入れ時にはファスナー両端に無理な力がかからないように注意してください。
どちらも表
ファスナーの向きを明確にするため、作り方では表布と裏布として表記しましたが、ファスナーが下側に隠れるので、どちらの面を表にしても同様に使えます。
作り方も完成品も、シンプルでスッキリしたクッションカバーです。
簡単にキレイに作れる
作り方によって、必要な道具や難易度、強度は異なりますが、ファスナー付けに適したミシンの押えがあれば、今回ご紹介した作り方がいちばん完成品の見栄えがキレイで、作り方も簡単だと思います。
表裏対象に作れるので、柄合わせにこだわりたい場合にもおすすめの作り方です。
他の作り方も別記事でご紹介しています。
コメント