夏の薬膳に緑豆
緑豆と蓮の実とココナッツのスイーツを作りました。
緑豆(りょくとう)の皮には清熱解毒作用があり、二日酔いや暑気あたりに効く食材。
TOMIZ cuoca (富澤商店 クオカ) 緑豆(グリーンマッペ)/200g
先日参加した夏の薬膳セミナーでも紹介されおり、心を保養する食材でもある蓮の実と一緒にお汁粉でいただきました。
他にも胃腸を温め停滞を解く食材として陳皮(ちんぴ)が加えられた緑豆のお汁粉です。
緑豆のお汁粉(海帯緑豆沙)は香港の伝統的な暑気払いデザートだそうで、とろみ付けには昆布が使われていて、レシピは【聘珍楼のいちばんやさしい薬膳】にも紹介されてます。(P.84 夏の薬膳)
聘珍樓のいちばんやさしい薬膳 薬食同源で体を養う [ 聘珍樓薬膳部 ]
緑豆スイーツ作り
材料と下準備
さっそく緑豆と陳皮と蓮の実でスイーツを作ることにしました。
TOMIZ cuoca (富澤商店 クオカ) はすの実(乾燥) / 80g 中華とアジア食材 中華食材
10年もの新会陳皮ホール 20g 新会陳皮 薬膳食材 薬膳茶 ミカンの皮 柑橘
陳皮は水で戻し、細かく刻んでおきます。
わが家にはいつも陳皮や蓮の実を常備しているのですが、あまり一般的な食材ではないので、ママレードジャムを陳皮の代わりに使うとお手軽です。
緑豆餡作り
緑豆はよく洗い、沸騰したお湯で20分ほど加熱。
蓮の実も緑豆と一緒に茹でてしまいました。
アクを捨て、茹で汁を別に取り分け、水で戻して刻んだ陳皮とお砂糖を加えて加熱。
煮詰めて完成です。
水を少な目に茹でてもよかったのですが、緑豆の茹で汁が欲しかったので水をたっぷり入れて茹でました。
でも、茹で汁だけじゃなく、サラダやスープ用に陳皮やお砂糖を加える前の緑豆も取り分けて置けば良かったかも。
ウルティマツーレで夏バテ対策デザート
甘さ控えめの緑豆餡に仕上げたので、甘さはバニラアイスで調節。
冷やしたココナッツミルクを注ぎ、バニラアイスとココナッツロングを加えて完成。
緑豆だけではなく、ココナッツにも利湿、清熱作用があるそうです。
ウルティマツーレに盛り付けて、涼やかにいただきました。
115mmボウルはとても使い勝手のいいサイズで、デザートにもぴったりです。
イッタラ / ウルティマ ツーレ ボウル115mm クリア [iittala / Ultima Thule]
フルッタタンブラーには水出しした聘珍楼の薬膳茶。
イッタラ / フルッタ タンブラー25cl クリア [iittala Frutta]
薬膳はとても奥が深い世界ですが、身近なところから少しずつ生活に取り入れて、少しずつ知識を身に付けていきたいと思ってます。
年々、暑さが厳しくなる日本の夏。
冷たいデザートで体を冷やすだけではなく、暑い地域で食べられている食材を夏バテ対策に取り入れるのも良さそうです。
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