マウスブロウとマシンブロウのフローラ
フィンランドでフローラタンブラー23clを3個買い足し、3月にscopeさんで購入した別注タンブラーと合わせて、小さなタンブラーが6個になりました。
scope別注のタンブラーには青い【NUUTAJÄRVI】シールが貼られていましたが、フィンランドで購入したタンブラーには赤い【i】シールが貼られています。
scopeさんの商品説明によれば、scope別注のマウスブロウのフローラと関係のあるマシンブロウのフローラ。
お値段もお手頃でした。
2000年代にイッタラで限定的に再生産されていますが
(・・・中略・・・)機械吹きで作られた物がメインでした。
だからその分お値段もお手頃だったと、そういうわけです。
でも、オイバが言ってました。
『フローラはマウスブローで作らなきゃだめなんだ。』
わかってますよ。
スコープ別注のフローラは、もちろん機械吹きではなく、全てマウスブローで作られていますから!
(・・・中略・・・)
そうそう、だから今回のフローラはイッタラシールではなくヌータヤルヴィシールが貼られています。
(・・・中略・・・)少し特別なフローラとなったわけです。
2013年フィンランドのイッタラショップで突如フローラが限定的に発売されたのはスコープ別注の試作と関係があります。
(・・・中略・・・)
機械吹きタンブラーはフィンランドで販売されたからです。
フィンランドで買ったフローラ
フィンランドのiittala エスプラナーディ店で購入した【Flora】はマシンブロウのタンブラー23clで、【i】マークのシール付き。
ヘルシンキのイッタラで【i】マークのフローラを見つけ、
おもわず、店員さんに尋ねてしまいました。
「いま、日本ではマウスブロウのフローラが復刻販売されてるのだけど、
これはマウスブロウではないですよね?」と・・・
「いまWeb で確認するからちょっと待ってて」と・・・
待つこと数分・・・
「たぶん、これはマシンブロウね。マウスブロウは以前生産されていたものだから。」
とのことでした。
定価で€16.9。
更に、SALEで40%オフ。
€16.9⇒€10
3月に購入したscope別注フローラタンブラー23clは3,360円だったので、かなり安いです。
scope別注との比較
現在、わが家にあるフローラは全部で15点。
scope別注のフローラが10点。
・タンブラー23cl 3点
・タンブラー36cl 4点
・ボウル100mm 2点
・ボウル250mm 1点
フィンランドで購入したフローラが5点。
・タンブラー23cl 3点
・ヴィンテージショップで購入した脚付きボウル 2点
マウスブロウとマシンブロウの比較
マウスブロウのscope別注タンブラーと、マシンブロウのタンブラーを比較してみました。
底を比較すると、ガラスの厚みや底の仕上がりの違いが分かりやすいですが、見た目の違いだけでなく重量感も個体差があります。
マウスブロウもマシンブロウも、どちらもそれぞれに個体差がありました。
機械吹きであれば、均一にどれも同じくガラス製品を作れるわけですが、
あえて今回は昔と同じよう人がマウスブローで作り、どのアイテムもハンドメイドに近い形で作っています。
わが家にあるタンブラーだけを比較すると、むしろ、マシンブロウの方が個体差が大きいように感じます。
マウスブロウのタンブラーも、マシンブロウのタンブラーも、薄くて軽いものもあれば、厚くて重みのあるものもある。
じっくり見れば違うけれど、【i】を剥がすとどれがどれだか分からなくなりそうなので、旅の記念ということで、シールは剥がさないことにしました。
いま、こうしてマシンブロウとマウスブロウ両方を持つと、赤い【i】シールではなくて、【NUUTAJÄRVI】の青シールを残しておけば良かったと思います。
でも、結局のところ、シールがあろうとなかろうと、
青いシールだろうと赤いシールだろうと、フローラはキレイ。
マウスブロウで作られた特別感は格別だけど、旅の思い出を含んだマシンブロウも特別です。