中秋節
2024年の中秋節は9月17日。
一足お先に、塩漬け卵黄入りの月餅を食べました。
中秋節に食べる季節限定の特別な月餅です。
聘珍樓の中秋月餅
今年は化粧箱入りの月餅を購入。
昨年につづき、聘珍樓の中秋月餅をお取り寄せしました。
今年は大小3個入り。
・蛋黄豆沙大月餅(塩漬卵黄入 黒あん月餅) 170g
・蛋黄蓮蓉大月餅(塩漬卵黄入 蓮の実あん月餅) 170g
・カスタード月餅 34g
個包装で、袋の上から測った大きさは、大月餅が約直径7.5cm×H3.5cm、カスタード月餅が約直径5cm×H2cm。
中に塩漬卵黄が丸ごと入った黒餡の【蛋黄豆沙大月餅】と蓮の実餡の【蛋黄蓮蓉大月餅】は昨年と同じ。
小さな【カスタード月餅】は、カスタード餡の中に大き目の粒に刻まれた塩漬けのアヒルの卵黄が入った、今年登場した新しい中秋月餅です。
2024 中秋節 中秋月餅 中秋ギフトセットB| 聘珍樓 聘珍楼 個包装 月餅
丸ごと卵黄
聘珍樓の【聘】の文字が中央に配された、芙蓉(蓮の花)のような形の大きな月餅は【蛋黄蓮蓉大月餅】。
【蛋黄】は卵の黄身のことで、中には蓮の実あんと、塩漬けのアヒルの卵黄が丸ごと一個。
卵の黄身の塩漬けは、日本の和菓子に使われる食材に例えるなら、味は全然違うけれど、食感は栗の甘露煮が近いかも。
コクのある塩漬けの卵黄の歯応えと、甘くしっとりなめらかな餡との相性は絶妙。
美味しい。
中秋節限定の特別な味わいです。
思い出の味
聘珍樓の薬膳セミナーに通っていたころは、毎年秋の薬膳セミナーで食べ、自宅用にも購入していた懐かしい月餅。
コロナ以来、すっかりご無沙汰しているけれど、この季節になると、毎年聞いていた中秋節のお話を思い出します。
塩漬け卵黄入りの大きな月餅の美味しさを知ったのは香港旅行がきっかけでしたが、中秋節に月餅を食べたいと思うようになったきっかけは、やっぱり聘珍樓。
聘珍樓の月餅を食べるようになった2017年ころはもっと日本の和菓子の月餅に近かった気がしますが、今の聘珍樓の月餅は香港で知った月餅に近いように感じます。
そういう理由で、中秋節には他のどこでもない、聘珍樓の月餅を食べたくなるのです。
切り分けて食べる
一緒に食べる人数に切り分け、同じ月を愛でつつ、大切な人と分け合って食べる中秋月餅。
でも、夫婦二人で食べるにはやはり大きい。
4つに切っても、小さなカスタード月餅よりも大きく、1ピース40g以上。
2回に分けて食べました。
近年では、本場香港でも食べきりサイズの中秋月餅が人気になっているそうで、日本の聘珍樓で今年から小さなカスタード月餅が作られるようになった背景にも、時代の変化があるようです。
平急須で中国茶をいれる
楽天スーパーセールで新調した東屋の平急須で凍頂烏龍茶をいれました。
後手の平急須は中国茶にも馴染む。
中国茶用の小さな専用茶器で香りを楽しみつつ飲むのもいいけれど、茶菓子が主役のときには、少し大き目のポットでたっぷり浸出できるのもいい。
やっぱり買って良かった。
中国茶には、烏泥じゃなくて朱泥も合いそうです。
秋の楽しみを少しずつ
いつの間にか、わが家ではこの季節に欠かせない存在になった中秋月餅。
今年も無事に食べられた。
この月餅を食べると、「秋が来た」と感じます。(まだまだ異常な暑さが続いていますが。)
コロナ禍にはいってすぐ、毎年当たり前のように食べていた中秋月餅を現地にも食べに行けず、お取り寄せでも買いそびれてしまった年には、すごく寂しい気がして、以来、忘れずにお取り寄せしようと、夏の終わりからそわそわ。
当たり前が当たり前じゃなくなった時期があったからこそ、大事にしたいと思う。
必ずしも、中秋節のその日に食べているわけではないのですが。
中秋節がいつなのか、毎年、それを意識して、過去の出会いを思い、語らって、今年もまたただ繰り返す。
深い味わいの月餅を少しずつ食べながら。
2024年の中秋節は9月17日。
まだ食べていない月餅はあと2つ。
カスタード月餅はどんな味がするのか、楽しみはちょっと先延ばしです。
「カスタード月餅」4個セット 2024 中秋 | 聘珍樓 聘珍楼 月餅
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