メディカルハーブ検定の合否通知
8月下旬にオンライン試験で受験した【第33回 メディカルハーブ検定】の合否結果のお知らせが届きました。
ペラリとめくれたちょっと頼りないクリアケースに関連書類が一式まとめられ、日本郵便のレターパックでポストにお届け。
合否結果の他、合格証書や検定合格後の案内、イベント情報、日本メディカルハーブ協会( Japan Medical Herb Association : JAMHA )の会報などが入っていました。
試験には無事に合格。
試験に合格しても、入会金や年会費を支払ってJAMHAに入会しなければ【メディカルハーブコーディネーター】の資格取得はできませんが、メディカルハーブの基礎的な知識を身に付けたことを示す合格証書が発行されます。
検定試験日程と内容
メディカルハーブ検定は3月上旬と8月下旬の年に2回実施。(試験日の1カ月半ほど前に日程や詳細が公開され、インターネットで受験申込ができました。)
一般の受験料は6,600円(学生割引4,620円)、試験時間は70分。
試験内容は【メディカルハーブ検定テキスト 公式テキスト】から出題。
メディカルハーブの定義や歴史、安全性、有用性、使い方など、ハーブを楽しむための基礎知識を身に付けるための検定。
生活の中で取り入れやすい15種類のハーブを題材に、それぞれの特徴や具体的な使用方法などを学びます。
出題対象の15種類:ウスベニアオイ、エキナセア、エルダーフラワー、ジャーマンカモミール、セントジョンズワート、ダンディライオン、ネトル、ハイビスカス、パッションフラワー、ペパーミント、マテ、マルベリー、ラズベリーリーフ、リンデン、ローズヒップ
メディカルハーブ検定テキスト 公式テキスト [ 日本メディカルハーブ協会 ]
検定テキストを一冊理解して覚えれば解ける問題で、マークシート方式の70分の試験でしたが、20分ほどで解答、見直し時間も含めて40分ほどで終了しました。
試験時間内でも、回答を完了して送信すれば試験は終了です。
日本メディカルハーブ協会(JAMHA)の非会員は、検定試験の申し込み時にホームページで新規アカウントを作成。
オンライン試験はJAMHAのマイページにログインをして受験。
検定試験申し込み時に登録するメールアドレスと住所のそれぞれに、メールとハガキで受験番号や試験概要、オンライン試験の受験方法が届き、試験本番前に試験環境をテストするための練習ページも準備されていたので、試験当日は安心して受験できました。
メディカルハーブコーディネーター資格認定が必要?
【メディカルハーブ検定】に合格し、入会金と年会費(学生は無料)を支払って日本メディカルハーブ協会(JAMHA)に入会すると、【メディカルハーブコーディネーター】の資格が付与されます。
既にJAMHA会員の場合は手続き不要。
検定試験合格とJAMHA入会で、認定証と資格名入りの会員証が発行。
資格取得後は、自身の健康管理や美容のセルフケアや、ハーブやアロマのショップで知識を活かす他、JAMHAの認定を受けた認定教室で講師を務めるための【ハーバルセラピスト】の資格取得を目指すことができます。
入会金と年会費
入会方法はインターネットもしくは、合格通知と一緒に送付される振込取扱票で申し込み。
入会金は8,000円。
8月下旬受験の場合、後期会員期間(10月1日~3月31日)分の年会費4,000円がかかります。
入会金初年度のみ | 入会時期 | 年会費 | 会員期間 | 初年度合計 | |
一般 | 8,000円 | 4月~9月 | 8,000円 | 4月1日~翌年3月31日 | 16,000円 |
一般 | 8,000円 | 10月~3月 | 4,000円 | 10月1日~翌年3月31日 | 12,000円 |
学生 | 無料 | 4月~翌年3月 | 無料 | 学生証有効期限内 | 0円 |
インターネットでの入会申し込みは、JAMHAのマイページにログインし、カートマークの付いた【お申込み】から【検定試験に合格したみなさまへ】を選択し、【検定合格者 新規会員申込】で合格証書に記載された7桁の合格番号(受験番号)を入力して【お買い物かごに追加】、支払い方法を入力して決済。
手続き完了後、3~4週間で認定証が届くそうです。
会員特典
会員になるとイベント参加や提携店の割引やサービスなどの会員特典が受けられます。
会員特典
特別非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会 協会案内より
1.会報誌の無料定期購読(年4回)
2.JAMHA ホームページの会員専用ページにアクセス
3.JAMHA 主催のセミナー、シンポジウムの会員割引
4.JAMHA 企画の海外・国内ツアーの会員割引
5.友好団体の協賛セミナーなどの会員割引
6.メディカルハーブ保険(施設所有・管理者賠償責任補償制度)の適用
7.会員優遇サービス提供店での商品割引や特別サービス
合格通知と一緒に会報誌、会員特典で受けられるセミナーやツアー、保険の詳細、ショップやスクールで受けられるサービスなどの具体的な内容紹介のリーフレットも同封されているので、詳細を見て入会を判断。
資格認定の受け付けは4月と10月の期間に限られますが、試験合格証に有効期限はないので、合格後すぐに入会しなくとも、次回以降の資格認定期間に申込むことも可能です。
ハーブを楽しむために
試験を受けるための学習と、日常生活で楽しむための理解は必ずしも一致しないので、メディカルハーブの知識を得るためだけならば、資格試験も資格認定も必要ないと思います。
ですが、学んだ知識の理解度を認識するために試験は有効な手段であり、具体的な目標と期限を設けて基礎知識を学ぶことでメリハリのある学習ができます。
また、基礎知識を正確に身に付けることで、安心してハーブを暮らしに取り入れることができると思うので、ハーブに興味を持ったなら、メディカルハーブ検定を受けることは無駄にならないはず。
個人的には、【メディカルハーブ検定テキスト】の内容自体も面白く、学んだことも、ハーブを取り巻く環境やJAMHAの取り組みを知ったことも損にはなりませんでした。
日本メディカルハーブ協会への入会も、日常生活でハーブを楽しむだけなら不必要かもしれませんが、会報誌も興味深い内容だったので、インターネットで入会手続きを完了。
まずは半年間、これまでよりも少しだけ積極的にハーブについて興味を深めていきたいと思います。
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