ハンドメイドの布マスク
ハンドメイドの布マスクの仕上がりを綺麗にするポイントのご紹介です。
サイズ調整用のゴムストッパーを付けて仕上げます。
サイズ違いや素材違い、フィルターポケット付きの布マスクの作り方は別記事でご紹介しています。
材料
・表布(マスクの外側:綿100%刺繍生地を使いました)
・裏布(マスクの内側:綿100%ダブルガーゼを使いました)
【98cmカット済販売】広幅 綿 刺しゅう 生地 刺繍生地 全3種
幅広 ダブルガーゼ 生地 格子柄 カット済 約155cm幅×148cm 全7色
・マスク用ゴム(25cm×2本)
・ゴムストッパー(2個)
【少々難あり】細め マスクゴム 楕円ゴムタイプ ホワイト 10y(約9m)
お顔にフィット!! 9色 ミックス ストッパー 全2種 各色10個入 (合計90個) 直径 9mm + テグス 20cm セット《 紐留め アジャスター 》
型紙
使いやすかった市販の布マスクの大きさを参考に、縫い代1.0cmの型紙を作りました。
使いやすかったマスクを紙の上に置いて、まわりを鉛筆でなぞって、縫い代を付けるだけでマスクの型紙は簡単に作れます。
型紙は無料ダウンロード素材がいろいろあるので、それらを参考にするのもいいと思います。
作り方
1.表布、裏布をそれぞれ2枚ずつカットする
布は事前に水通しします。(数時間~一晩水に浸け、脱水して乾かす。)
表と裏で違う布を使う場合は、それぞれ布の縮み方が異なるので、水通しが重要です。
2.それぞれ中表に合わせる
マスクは上下の形が似ているので、上下を間違えて縫い合わせないように注意!
3.縫い代1.0cmで縫い合わせる
4.縫い代0.5cmカットし、カーブに切れ込みを入れる
柔らかい素材を縫うときは縫い代をやや広くとると綺麗に縫えます。
ですが、そのまま縫い代を広く残すと仕上がりが良くないので、まずは縫い代1.0cmで縫い、その後で余分な縫い代をカットします。
5.縫い目に沿ってアイロンで縫い代を折る
6.表に返し、縫い代を倒してステッチ
縫い代にステッチをかけなくても作れますが、ステッチをかけておくと、洗濯をしても型崩れしにくいです。
7.中表に合わせて、縫い代1.0cmで縫い合わせる
8.縫い代0.5cmカットする
9.縫い目に沿ってアイロンで縫い代を折る
表布同士、裏布同士を縫い合わせたときと同じように、縫い代を広く取って縫い合わせてから、余分な縫い代をカットし、仕上がりに合わせて縫い代を折ると綺麗に仕上がります。
縫いやすい布の場合は、縫い代を0.7で取り、カットする手間を省くこともできますが、マスクにはダブルガーゼなどの柔らかい素材を使うことが多いと思うので、縫い合わせてから縫い代をカットするのがオススメです。
10.表に返してアイロンで整える
洗濯後の型崩れを防ぐために、上下のフチにステッチをかけるのもオススメですが、アイロンでしっかり整えておけば大丈夫なので、素材やデザインに合わせて、ステッチを入れるかどうか判断。
ステッチをいれるとカジュアルな印象になります。
ほつれやすい素材の場合はステッチを入れるのがオススメ。
11.両端を三つ折りにしてステッチ
完成!
内側
外側
ミシン作業はこれで完了!
マスクに限らず、余計な縫い代を残さず、ひとつひとつの作業の間に丁寧にアイロンで整えると、ソーイングの仕上がりが各段に良くなりますよ。
ゴムとゴムストッパーの取り付け
つづいて、ゴム通し。
【少々難あり】細め マスクゴム 楕円ゴムタイプ ホワイト 10y(約9m)
お顔にフィット!! 9色 ミックス ストッパー 全2種 各色10個入 (合計90個) 直径 9mm + テグス 20cm セット《 紐留め アジャスター 》
12.マスクの両端にゴムを通す
13.ゴムを結び、結び目がマスクに隠れるように通す
14.ゴムにテグスを通し、テグスにストッパーを通す
15.ストッパーにゴムが通るようにテグスを引き抜く
両方のゴムにストッパーを取り付けて完成です。
ストッパーがあればゴムの長さの調節も簡単。
使う人に合わせて自由にサイズの微調整ができるので、プレゼント用のマスク作りにもオススメの資材です。
完成品
ストッパーは耳の後ろに隠れてしまいますが、ストッパーの色が変わるだけで、マスクの印象も変わって楽しいですよ。
布マスクの作り方はいろいろ紹介されているとは思いますが、普段のソーイングの際に気を付けているポイントを布マスクに合わせてご紹介させていただきました。
生地の素材や色柄によっても雰囲気が変わるので、いろいろ試してみてくださいね。
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